2017.01.01

・2016年の読書とちょっとだけ映画

介護に忙しかった割には29冊、結構読んだかも。
映画は壊滅的ですなあ。劇場に一年間一回も行かなかったってことだわ。
今年のハイライトはミシェル・ウエルベックでした。
たまたま図書館勤めの友人がこんなのあるよと話題の「服従」を勧めてくれたのをきっかけに、邦訳が出ているのは全部読んだ。
作家一気読みは久々だった。

「服従」はイスラム政権となったフランスでインテリたちはどうなっていくのかという話しでタイムリーなテーマだったのだけど。
過去にさかのぼって読んでいくと、これは単なるポルノ? え? SF?という不思議なウエルベックワールドにはまった。
私が好きなのは「ある島の可能性」と「地図と領土」

あとトーマス・ベルンハルトは、ベルンハルト・シュリンクと勘違いいして読んだ。エッセイは面白かったけど「消去」はわけわかんなかった。


NHKのドラマの影響で関連本がたくさん出たので花森さん関連の本をいくつか。
やっぱり花森さんは編集の天才だと思います。
(ちなみドラマはひどい出来だったのでー花森さん、大橋さんに対する冒涜とすら思うー後半ほとんど見ていない)

戦後の天才編集者として、中原淳一も挙げたい。「ひまわり」の創刊も戦後すぐ。焼け跡の中で「美しさ」を追求したところは花森さんと同じだ。
展覧会で雑誌も見たけれど、カラーバランスが素晴らしかった。

ベスト3
地図と領土 ミシェル・ウエルベック
ある島の可能性 ミシェル・ウエルベック
花森安治伝 津野海太郎

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2015.01.01

2014 読書と映画

年末恒例!(笑)
ほとんど年末しか更新していないような。
一応、記録はしているけれど、下書きのままでアップしていないことが多いので。

今年は、父母の介護などであまり映画に行けなかった。といって本も大して読んでいないので、
ますます量が少なくなってしまった。
しかもゲーム Candy Crush にハマってしまったので余計に…。

さて、読書の方は23冊。
ベスト5は
・リアル・シンデレラ 姫野カオルコ
・舟を編む 三浦しをん
・小さいおうち 中島京子
・秘密 ケイト・モートン
・甘美なる作戦 イアン・マキューアン

ケイト・モートンは、初めて読んだ作家だけど、すごく面白かった。
過去作品の「忘れられた花園」も読んでみたけど、過去と現在を行ったり来たりする構成は似ているけれど「秘密」が第二次世界大戦下のイギリスがメインの舞台で、それも興味深かった。

イギリスものといえば、イアン・マキューアンの「甘美なる作戦」はなんでマキューアンがスパイもの? と読んでみたところ、小説家の物語だったのでした。

小さいおうちは「日の名残」を思い出させた。

今年一番衝撃だったのは「リアルシンデレラ」だなあ。母と娘の関係の複雑さが怖いくらいに描かれている。ちょっと違うけど橋本治の「結婚」も、母ー娘の会話のズレが面白い。

「舟を編む」は、映画も小説も好きでした。

リスト
■『アラバマ物語』を紡いだ作家 チャールズ・J. シールズ 柏書房
■Deluxe Edition 阿部和重 文藝春秋
■Revolution 革命 五條瑛 双葉社
■シャドウ・ストーカー ジェフリー・ディーヴァー 文藝春秋
■ターミナルデイ 小杉英了
■ボルジア家風雲録 上・下 A・デュマ イーストプレス
■マイケル・ムーア、語る マイケル・ムーア 辰巳出版
■リアル・シンデレラ 姫野カオルコ
■英国一家、日本を食べる マイケル・ブース 亜紀書房
■甘美なる作戦 イアン・マキューアン 新潮社
■穴 小山田浩子
■結婚 橋本治 集英社
■幸福の遺伝子 リチャード・パワーズ 新潮社
■写字室の旅 ポール・オースター
■舟を編む 三浦しをん
■小さいおうち 中島京子 文春文庫
■整形美女 姫野カオルコ 新潮社 
■星間商事株式会社社史編纂室 三浦しをん
■播磨灘物語 司馬遼太郎 講談社文庫
■秘密 上/下 ケイト・モートン 東京創元社
■徘徊タクシー 坂口恭平 新潮社
■初夏の色 橋本治 新潮社
■忘れられた花園 ケイト・モートン

映画は17本
・舟を編む
・Wood Job 神去りなあなあ日常
の2本はたまたま、どちらも三浦しをん作 
・アメリカン・ハッスル
・アンチヴァイラル
・グランド・ブタペスト・ホテル

アメリカンハッスルは、爽快、楽しい。

アンチヴァイラルは、クローネンバーグの息子が監督。とにかく映像が好き。

グランド・ブタペスト・ホテル これは楽しい。最高! そしてちょっぴりしんみり。
リスト
□Wood Job! 神去りなあなあ日常
□アメリカン・ハッスル
□アンチヴァイラル
□グランド・ブタペスト・ホテル
□ジャッジ
□タイピスト
□トランセンデンス
□ヒッチコック
□ブルージャスミン
□マジックマイク
□モネ・ゲーム
□凶悪
□桜姫
□舟を編む
□世界にひとつのプレイバック
□清洲会議
□長州ファイブ

さて、新年の初読みは桐野夏生の予定です。
毎年書いてますが、2015年はもっと映画見て、本を読めるようにしたいですわ。

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2013.01.01

2012 読書と映画

2012年は、母が骨折入院というアクシデントがあり、3か月ほど毎日病院通いの日々となりました。
そのため車通勤を余儀なくされ、ただでさえ少ない電車内読書時間がほとんどとれなかった。
映画も映画館にほとんど行けませんでした。

結局読んだ本は23冊、映画は17作品(ほとんどDVD)
今年はドラゴンタトゥーの女に始まり、ドラゴンタトゥーの女に終った感じでした。

まず、年頭にミレニアム3部作を夢中になって読みました。
タイミングよく、映画「ドラゴンタトゥーの女」が公開。これは劇場に行きました。

このあと、母の入院/退院があり、ようやく落ち着いた秋の終わりに、少し余裕ができて
評判のよいスウェーデン版「ミレニアム」のDVDを見ました。

小説は、本当に面白くて、1部、2部、3部まで驚きの展開。まさか、こんなところに連れていかれるとは…。とにかく、リスベットが愛おしい。

映画は、リスベットの造形という点において私はフィンチャー版に軍配をあげます。
スウェーデン版のノオミさん、私にとっては、リスベットのイメージと違いすぎました。

ほかにいくつか北欧系の小説も読んだのですが、少しジメジメしたイメージが。偏見かしら?

国内作家では、久々に桐野夏生を3冊読みました。「ナニカアル」は林芙美子の晩年を描いた作品で
これは素晴らしかったですね。桐野さんに林芙美子が憑依しているかのような。

あと、京極夏彦の「数えずの井戸」は、やっぱりよかった。このシリーズ好きだなあ。

映画は映画館で見たのが「ドラゴンタトゥーの女」「ダークシャドウ」「悪の教典」「鍵泥棒のメソッド」の4本のみ。
ドラゴンは初めに書いたように、気に入りました。もうひとつ「悪の教典」も、印象的に残るというか、後を引きます。(笑) この後、伊藤英明まつりに突入していて、現在進行中。(笑)
昔のTVドラマを見て、にやにやしている。当時も見ていたけれど「ぼくの魔法使い」面白すぎ。

来年は、今年見逃した映画をDVDで見なくては。


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2010.01.01

2009年の読書と映画 ほか

恒例の2009年の読書と映画の総括を。

読んだ本は51冊くらい。少ない。
まあ、2008年よりはマシだけれど、2008年は沢田イヤーだったんで、まあ比較対象外。
(ちなみに沢田熱は2009年春以降、平熱に戻っています)。

今年、印象に残っているのは
イアン・マキューアンの「初夜」
マイケル・シェイボンの「ユダヤ警官同盟」
ジャック・カーリィの「デス・コレクターズ」
でしょうか。

国内ではコレッというのがありませんでした。忌野清志郎のエッセイ「瀕死の双六問屋」くらいです。

マキューアンさんは、もともと変態さんなんですが(笑)さらに磨きがかかって、どんどん心理的「ミクロ」の世界へ向かっているようです。
「ユダヤ警官同盟」は世界観が面白かったのですが、それ以上にくたびれた中年男女の「愛」がよかったのよぉぉぉ。
知人に教えていただいたジャック・カーリィはデビュー作から3作読みました。今年出た「毒蛇の園」の評判がよいようですが、わたしは2作目の「でス・コレクターズ」が好きでした。

ほかに小川洋子さんの初期作品をまとめて読みました。「薬指の標本」が素晴らしい。
伊坂幸太郎は「モダンタイムス」「あるキング」「SOSの猿」と3作読みましたが、もうひとつだったかな。
塩野七生さんの「ローマ亡きあとの地中海世界」を読んで、彼女の初期の作品も読んでみました。(だって「読め」って書いてあるんだもの) 「ルネサンスの女たち」「チェーザレ」この頃って、結構読みにくいですね。 「海の都の物語」はとても面白かった。塩野さんは人を取り上げるより「街」を主題にしていく手法がいいんではないかと思いました。

映画はこれまた見てない。 レンタルでも全くみてないので、なんとたったの11本。
2009年のダントツは「ディア・ドクター」。市川美和子、本当にすごい。
洋画では「スラムドッグミリオネア」でしょうか。 「チェ」2部作もよかったですが、つらかったです。

2010年は、もうちょっと映画を見たいと思っております。


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2009.06.07

うーん

ちょっと過去の感想を読み返していたら、わたし「うーん」ばっかりいってるねえ。(笑)

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2008.08.01

近況というか・・・

数日前より、ipod(シャッフルです)に手持ちの沢田さんのアルバムをブチ込んで聴いてみています。約160曲ほど。シャッフルして聴いてみるとなかなか楽しいね!! 70年、80年、90年、00年代。青年期、中年期、高齢期? おっそろしく甘えた声の70年バラードの後に、おっさんジュリーのロックが飛び出してきたりすると、のけぞる。40年という歳月は恐るべし。

とにかく今は、こんな風に沢田研二漬けで、通勤時の短い読書時間もジュリーを聴き続けているので、全く本を読めてません。
映画も見たいのはいくつかあるのですが、時間がうまく合わないので、見ていません。
休みの日は、生(ライブ)ジュリーが見たくて、ライブDVD見てますので、レンタルビデオも借りてません。

というわけで、しばらく本や映画は更新できなさそうだなあ。
という近況ご報告でございました。

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2007.05.25

・検索ツール

主に読書記録として使っているブログなので、作家別一覧とか作れたらいいなと思うのだけど、作り方がわからない。あれ、あの作家のあの作品いつ読んだっけ? って案外多いのだけど、月別で捜すのも面倒。というわけで「検索ツール」を捜していました。
で、見つけました。暴想さんが作られている「ココログ最強検索」 。
右のバーに設置しました。便利です。使ってみてください。

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2006.03.04

久世光彦さん

久世光彦さんが、お亡くなりになりました。

初めて読んだ久世さんの本は「一九三四年冬―乱歩」でした。
艶めいた、色っぽい文章が好きでした。

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2005.12.31

今年もお世話になりました

今年もあと2時間ほどになってしまいました。
この年末は妹一家が帰省したので、バタバタと過ごした感じ。

仕事上でも色々変化があり、あまりよい年ではなかったけれど、これを逆手にとって、来年はよい方へ転化させていきたいと思っています。

何だかなあの一年で、映画もあまり見ず、本も後半は感想もほとんど書かないままに来てしまったのだけど年明けにはベスト10をアップします。

今年ここを訪れてくださった方に感謝。来年もよろしくお願いいたします。

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2004.09.28

ヴァーチャル本棚

本はほとんど図書館で借りているので、手元にあるものは少ないのです。たまたまこんなサービスを見つけたので、読んだ記念に本棚を作ることにしましたよ。↓
http://pi.jugem.jp/tana/tana.php?ac=purplefield
こうやって表紙を見たら、なんとなく思い出したりするし。場所もとらず、なかなかよいかもです。
まだ全部入力できてないのですけどね。

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