2017.10.02

■ブラックウォーター灯台 コルム・トビーン 

「ブルックリン」がよかったので、読んでみた。

父の死を巡って確執のある母娘。娘は結婚も知らせず、孫にも合わせず、もう何年も顔を合わしていない二人。
しかし、弟が病気であると知らされた二人は、弟と弟の友人と共に、祖母の家に集まる。

出てくる母・娘・祖母みんななんだかお互いに意固地で、3人の会話を読んでいると胸が苦しくなります。

まあ、最後は和解するんだけど、全体にちょっとつらかった。

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2017.09.26

■湖畔荘 上下 ケイト・モートン

前回の「秘密」も面白かったけど、今回の湖畔荘は、今までで一番面白い。傑作と言ってもいいかも。

いつもの過去と現在が入り乱れたケイト・モートンならではの構成で、始めは少々わかりづらいけれど
下巻になると、もう夢中です。
女刑事が仕事の失敗で休暇を取らされ、コーンウォールの祖父の家に出かけたところから始まる。
ジョギング途中で見つけた「湖畔荘」という屋敷を見つけるが、70年も前に放棄されたという。
当時、屋敷の1歳になる息子が行方不明となり、家族は家を離れたのだという。

女刑事はその行方不明事件を調べ始めると、湖畔荘の一族の一人が有名な推理作家になっていることがわかる。

女刑事セイディ、湖畔荘の行方不明の男の子の3人の姉のうち一人であるアリス、湖畔荘の女主人であり、アリスの母エリナ(故人)。
過去と現在が行き来し、重層的に語られ、こちらの憶測を次の章で裏切っていく構成に翻弄されながらも面白くて仕方がない。

そして最後の最後。おおお。こう来たのか。 偶然か、必然か、ご都合主義か?
いやいや、でもちょっと感動。少し泣いた。

それにしても、どれもとても面白いのに「映画化」とかいう話しを聞かないのは、複雑すぎて映画化できないから?
時代設定はゴージャスでとても美しくなりそうなんだけどな。

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2017.02.02

■ギケイキ 町田康 文藝春秋

ひゃ、ははあ。

久々に町田康 読むのが止まらない。

ギケイキ=義経記なの。

なんと、全4巻とは。
弁慶も登場し、次が待ち遠しい。

あーおほほ。

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2016.12.16

■ミスターメルセデス 上下  スティーブン・キング   文藝春秋

犯人の頭が悪すぎて。

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2016.11.23

・中原淳一展 姫路文学館

子供の頃、近所のお姉さんが持っていた「女学生の友」で見た中原淳一の絵。

「スタイル画」というかファッション画がとても洒落て素敵だった。

今回生誕100年とかで、原画を多数見ることができたけど、素晴らしかった。繊細かつ大胆。

雑誌「それいゆ」も面白かった。企画、レイアウト、挿絵、文章などほとんどをこなしたという点で
花森安治にも並ぶ編集者としてのマルチな才能がうかがえる。
画家が本業だから、色彩センスが抜群。2色刷りのカラーと白のバランスに感心しました〜。

天才だな。
戦後すぐにこういうファッション雑誌を出版し「美」を追求したところも、花森さんと同様のスピリッツを感じるよ。


私が小学生時代は、中原淳一の亜流である高橋真琴が大人気だったけど、私はこの人の絵は嫌いだった。
一見、似たように見えるかもしれないけど、高橋真琴の平面的で何にも考えていない表情の女の子だった。
ポーズや服装もただヒラヒラのフリフリで媚があった。
中原淳一さんの女の子の意志的な大きな瞳にはきちんとしたスピリットがあったと思う。

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■スティグマータ 近藤史恵 新潮社

近藤さんの自転車レースシリーズ。
チカがツールドフランスに出場! こんなレースなんだ〜と、初めて知りました。
興味深いです。

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2016.11.13

■リフォームの爆発 町田康 幻冬舎

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■プーの細道にたった家 ミルン 阿川佐和子訳 新潮社

やっぱり挿絵がシェパードさんでないと、このプーは違和感ありあり。
翻訳はわかりやすくてよかった。

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2016.10.10

■花森さん、しずこさん、暮しの手帖編集部 

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■消去 上下 トーマス・ベルンハルト

なんかよくわからんかったわ〜ガンベッティ君!

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