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January 2020

2020.01.26

🔳ブックショップ ペネロピ・フィッツジェラルド ハーパーコリンズ・ジャパン

驚いた。こんな展開になるとは。いやいかにもイギリス的な展開なのかもしれない。

 

戦争未亡人のフローレンスは夫婦の夢であった書店を開くため、イギリスの海辺の片田舎にやってくる。

村に長年放置されていた「オールドハウス」を改修し、ようやく開業。

 

書店にやってくるさまざまな村人たち。借金の返済問題、店を手伝ってくれる女の子。

ナボコフのロリータの仕入れにまつわる話など芯が強いフローレンスがそれまで本屋などなかった村で懸命に働く姿が
丁寧にでも淡々と描かれていく。

フローレンスを目の敵にし、オールドハウスを「芸術センター」にしようと画策する村の有力者の夫人と

読書好きでフローレンスを応援する村の名士との対決がクライマックスなのだけど

その後があまりにもあっけなく・・・・。

 

 

これは映画化されたそうで、予告編を見るとキャスティングはとてもよさそう。

 

いやあ、それにしても。なんかもやもやします。

 

 

 

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2020.01.19

□ジョジョ・ラビット

急に神戸に行くことになったので「ついで」に映画を見てみようと、あまり情報もないまま選んだ映画。

第二次大戦中のドイツ。母と二人暮らしでヒトラーユーゲントのジョジョは空想のヒトラーが一番の親友。

しかしまだ10歳で心の優しいジョジョは、ヒトラーユーゲントの訓練でうさぎを殺せといわれてもできない。

臆病者、ジョジョ・ラビットとあだ名で呼ばれてしまう。

ある日、家で屋根裏にユダヤ人の少女が隠れているのを見つけたジョジョは・・・。

 

コメディ調で楽しめるように作られているが後半涙があふれて止まらなかった。

サム・ロックウェルがユーゲントの訓練をする軍人を演じているのだけど、いいわ〜。

彼の出る映画に駄作はない感じだ。

 

We can be heroes, just for one day

 

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2020.01.17

◼︎オーガ(ニ)ズム 阿部和重 文藝春秋

「シンセミア」「ピストルズ」に続く神町トリロジー完結編だそうです。

 

あー、えーと。そうですか。

ものすごいボリュームなんだけど、なんやかんやと読ませるところはさすが阿部っち って感じではあります。

そして読み終えた後のなんじゃこれ感もすごいです。

でもハッピーエンドでよかったですね。

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2020.01.12

□去年、マリエンバートで

今年の映画館しょっぱなは「去年、マリエンバートで」。

40年ほど前、学生時代に映研がしょっちゅう上映会をやっていて多分3回は見たのだ。

面白かったからではなく、途中で眠ってしまうんで、ちゃんと見ようと何度もトライしたのだった。

今回も2回くらい一瞬寝かけたけれど、ついに最後まで鑑賞することができた。そしてやはり20代の時には完全に見ていなかったということが明らかになった。

とにかくフランス語のナレーションを聞いているとただひたすら眠くなってしまう。

もうひとつずーっと気になっていたのが、主人公の女性の夫がやるゲーム。これがどんなゲームだったか40年気になっていたけどやっとわかったのが嬉しかった。

シャネルの衣装も美しく、眼福でした。

 

若い頃に見た映画や読んだ本を再度鑑賞するということを機会があればやっているけど、そうそう感想は変わるものではないものなのですね。

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2020.01.03

□ふたりの女王 メアリーとエリザベス

見たかったのがアマゾンプライムに登場していたので鑑賞。

 

とてもよかった。

キャスティングを聞いた時に絶対見たいと思ったけど、実際これほどの適役がいるだろうか。

シアーシャとマーゴット二人とも素晴らしい。

二人の対面シーンは震えるほどだった。

 

しかし、

ケイト・ブランシェットといい、マーゴッットといいエリザベス女王の役ってどうしてオーストラリア女優が似合うのか?

 

 

 

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2020.01.01

2019年 読書と映画

昨年が12冊だったので今年はできるだけ本を読もうと思って努力した結果42冊読むことができました。1ヶ月に約3~4冊、上下巻とかもあったので1週間に1冊くらい。電車に乗らない環境でよく読んだ。

 

今年の収穫は津原泰水を知ったことです。

「11」と「バレエメカニック」がとてもよかった。こういう方向性のものをもっと読みたい!

 

あと橋本治が亡くなってしまったのが残念。 治ちゃんは実はエッセイや評論より小説の方が好きだった。しかし最後の作品が現代版「金色夜叉」とは・・・。

 

芥川賞を受賞した作品ってあんまり読まないのだけど気になったので村田沙耶香の「コンビニ人間」を読んだ。これは本当に素晴らしい作品だったけれど、他の作品はもう気持ちが悪くて、今後読む気がしなかった。

芥川賞といえば上田岳弘の「ニムロッド」は結構好き。

 

高校生の時に読んだノーマン・メイラーの「鹿の園」を読み返したけど、一体なんで高校生の時に面白いと思ったのかわからなかったわ。

 

リチャード・パワーズとミシェル・ウエルベックは今一番新作が楽しみな作家なのだけど12月に読めて幸せ。でもパワーズの「オーバーストーリー」はあまりにも散漫で徒労感。ウエルベックの「セロトニン」はやっぱり変態で面白かった。

 

映画は11作。

ベストワンは「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」だな。タランティーノ、やっぱり好きだわ。

「氷上の王ジョン・カリー」もよかったな。

バレエやフィギュアとかパフォーマンスもの見ることが多くなった。美しい動きだけを見ていたい。

そうそうなつかしの「幻の市街戦」を見ることができました。

昔の映画といえば今年は「去年マリエンバートで」もデジタルリマスターで公開されるらしいが、大学の時に3回くらい見たけどいつも寝ていた。

もう一回見るべきなのか、また寝ちゃうのか・・・。

 

2020の初読みは阿部和重の「オーガ(ニ)ズム」 の予定。

そうえいばウエルベックのセロトニンの中に唐突にプルーストが出てきたけど、大学生協で「老後の楽しみ用に」と買った「失われた時を求めて」が40年積ん読であった。今こそ読むときではないのか? 今年の目標にしよう。

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