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2019.03.07

◾️波の上のキネマ 増山実 集英社

いやー。よい話であった。
全く知らない作家さんだったけど、同年齢の大阪生まれ。映画がテーマということで読んでみた。
尼崎市立花にある映画館の館主が主人公。時代の流れで、祖父の代からの映画館を廃館する決心をする。
そこへ現れた台湾人が語りだしたのは、祖父の若き日の物語だった。
尼崎は長年住んで塚口サンサン劇場に通っていただけに懐かしかった〜。 (サンサン劇場は小説内ではルナ劇場になってる。 今も営業中。私も数年前に十数年ぶりに劇場があるのを知って感激した)
前半は昨今の映画館事情、そして後半はびっくりの西表島の炭鉱物語へと展開するのだけど、映画のタイトルとうまくからめてなかなかの感動作であった。

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