« February 2019 | Main | May 2019 »

March 2019

2019.03.20

■国宝 吉田修一 朝日新聞出版

力作でありました。
ヤクザの組長の息子 喜久雄は抗争で父が亡くなったあと歌舞伎役者に引き取られ、女形としての才能を開花させる。兄弟同様に育った歌舞伎役者の息子との愛情と確執。栄光と挫折。スキャンダルを乗り越え、芸の道一筋に進む喜久雄の生涯を描く。
テンポよく講談風の語りで書かれているので、どんどん読み進む。2日で読了した。
面白い、興味深いのだけど、なんだか感動できなかったのは何でだろう。
出来過ぎ感かなあ。
女形の万菊という名役者が、晩年ドヤ街で亡くなるというエピソードが心に残った。

| | Comments (0)

2019.03.07

◾️波の上のキネマ 増山実 集英社

いやー。よい話であった。
全く知らない作家さんだったけど、同年齢の大阪生まれ。映画がテーマということで読んでみた。
尼崎市立花にある映画館の館主が主人公。時代の流れで、祖父の代からの映画館を廃館する決心をする。
そこへ現れた台湾人が語りだしたのは、祖父の若き日の物語だった。
尼崎は長年住んで塚口サンサン劇場に通っていただけに懐かしかった〜。 (サンサン劇場は小説内ではルナ劇場になってる。 今も営業中。私も数年前に十数年ぶりに劇場があるのを知って感激した)
前半は昨今の映画館事情、そして後半はびっくりの西表島の炭鉱物語へと展開するのだけど、映画のタイトルとうまくからめてなかなかの感動作であった。

| | Comments (0)

2019.03.04

□猫とじいちゃん

志の輔さんと猫!!! 私のための映画ですか?

予想通りの内容で、予想以上での予想以下でもありませんでした。

| | Comments (0)

« February 2019 | Main | May 2019 »