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May 2017

2017.05.07

□スティーブ・ジョブズ

ダニー・ボイル版
これまでに飽きるほど語られ、描かれたジョブズ。少し前にも伝記映画が製作されたところですし、違う方法でアプローチしようとジョブズの製品発表プレゼン前の40分の出来事を描くことで、ジョブズ像を描こうというすごい意欲作ですね。
取り上げられたプレゼンは1984年のマッキントッシュ発表時。1988年ネクスト社でのキューブ発表時、そして1998年初代iMac発表時。

この40分、リハーサルやら何やらでひたすら慌ただしいところに、毎回必ずジョブズの娘を連れた元彼女がやってくるのだ。(^_^;
もちろん、ウォズとスカリーもやってきます。すごい構成だわね。
とにかく密度が濃いの。

始めのマック発表時は本当にワクワクした。 マックに「ハロー」と言わせるということにこだわり続けるジョブズ。
白いワイシャツからブルーのフロッピーを取り出すことにこだわるジョブズ。この辺りの描写が無駄なく、実にうまくジョブズを描いてるなと思った。

しかし、マイケル・ファスベンダーが全く似てないんです。というか見事に似せていない。
ウォズニアックやスカリーがかなり似せているのに比べて、これはわざと似せてないのだと思いましたよ。
それから娘のリサが5歳、9歳、19歳と同じ子役が成長に合わせて出ているのでは、と思うほど似た娘を連れてきているのでますますそう思えます。

最後、無茶苦茶なんだけど、妙に感動させるのは、リサちゃんのマウス絵の回収があるからですね。
構成がよくできてるでしょうと、脚本家の自慢げな顔が透けてみえそうなんですが・・・・。

実際、かなり面白かったです。

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□ベストセラー

高校生の頃、文庫本でアメリカ作家を読むことが多かった。サリンジャーとか。
文庫には同分野の作家のタイトルなどが案内されていたので、多分それで覚えているのだと思う。
「天使よ、故郷を見よ」というタイトルと、作家の名前、トマス・ウルフ。

タイトルにはなんとなく惹かれながら読むことはなかった。

これはそのトム・ウルフという作家とその才能を見いだした編集者パーキンスの物語。
ウルフをジュード・ロウ、パーキンスをコリン・ファースが演じる。

あふれるように言葉が出てくるウルフの作品。ボリュームがありすぎて出版できないゆえ、パーキンスが
カット、カット、カットを命ずる。そして無事出版され、当時のアメリカでベストセラーになる。

パーキンスはヘミングウェイやフィツジェラルドも担当した敏腕編集者。
ヘミングウェイとフィツジェラルドもちょっと出てくるのだけど、むしろこっちのエピソードの方が面白いかも。

パーキンスが帽子をずっとかぶってるんのが変。(^_^;
家に帰っても、食事のときもずっと。きっと風呂に入る時もかぶっているに違いない。
しかし、一度だけぬぐシーンがあるのだ。


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□のだめカンタービレ 最終楽章

プチ玉木宏祭り中でレンタルしてみた。
TVドラマは見ていたけど、映画で完結は見てなかったような?

キャスティングのハマり具合がやはりすごい。
楽しめた。

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2017.05.01

◯ユトリロ展

姫路市立美術館でなぜだか「ユトリロ展」をやっていて、たまたま招待券を入手したので見に行った。

中学生の頃、モディリアニやユトリロといった「モンパルナスの画家」が人気があって、わたしも
ユトリロの白い建物いいなあと思っていた。

しかし今回ゆっくり実物を鑑賞したところ、実は・・・ユトリロさん、あんまり絵が上手ではないような。
デッサン変。遠近法狂ってる? いや、まあそれもひとつの技法なのかもしれないが、
衝撃を受けたのは人物。いえ、この方は本当に全くといっていいほど人物画を描いていないのですが
風景画内に描かれた人物の後ろ姿。 いやー。カカシみたいな、仁王立ちの後ろ姿。

笑えるくらい下手です。下手というか描きたくなかったのでしょう。

解説にとにかく人嫌いであった的なことが書いてありましたが、奔放な母に対する強烈な愛憎があったのでしょうか。
ユトリロのお母さんのことは始めて知ったのだけど、モデルから画家になって、息子とは逆に人物画を多数描いているらしい。
母の絵も少し展示してあったけど、母の絵の方が好きだったな。

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