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June 2016

2016.06.29

■地図と領土 ミシェル・ウエルベック 筑摩書房

いやいやいやいや〜! すごい。すごいね。

ウエルベックの最高傑作と思う。
エロなしでも小説書けるのではないですか、ウエルベックさん。

天才アーティスト、ジェドが主人公。野心も何もなく、好きなことを追求しているだけなのに、どんどん名声を得ていく。
初めは写真作品。次に油絵の肖像画などをの作品を制作していくジェド。
この架空の作品の描写が凄いのですね。 架空の作品なのに、ありありとその絵が想像できるのですわ。素晴らしい。

基本的にウエルベックのテーマは資本主義と人類の生死 その中に愛と性が含まれているんだろうけど
この作品では資本主義はアートがらみ、そして「老い」が大きく扱われている。

また、びっくりしたのがウエルベック本人が小説中に登場することだ。
なんだか、このあまりにも第三者的な視点に笑ってしまう。

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2016.06.10

■プラットフォーム ミシェル・ウエルベック

旅行業界を舞台にしたウエルベックの「愛と性」の物語?

本筋と違うが、旅行業界の舞台裏みたいなものが結構面白かった。

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■ある島の可能性 ミシェル・ウエルベック 角川書店

ウエルベックを順番に読んできたけど、これが一番完成度が高かったように思う。

何千年も先の地球。人類はネオ・ヒューマンと原人に分かれ「未来人」の登場を待っている。
ダニエルというコメディアンを主人公に、ダニエルと未来に生きているダニエルのクローンが交互に語る形式になっている。

ウエルベックは現代の「愛と性」、とくに「性」を追求しているわけだけど・・・

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