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January 2016

2016.01.31

■忘れられた巨人 カズオ・イシグロ 早川書房

まさか、アーサー王伝説がベースになっているとは!

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2016.01.14

■サリンジャーと過ごした日々 ジョアナ・ラコフ 柏書房

ついタイトルに惹かれて読んでみたけど、これは何というか、ニューヨークで働く女性の成長記みたいな本。文芸界の「プラダを着た悪魔」みたいなものかしら。実際の体験記だし、プラダを着た・・・みたいな女ボスもいるし。

華やかなファッション雑誌の編集部ではなく、文学界のエージェンシー会社が舞台なので地味だけど、
このエージェントが担当しているのがアメリカで一番ともいえる人気作家サリンジャーなのだ。

著者のジョアナはアシスタントとしてこの会社で働き、少しだけサリンジャーと触れ合う。合ったのは一回のみ。
なので「サリンジャーと過ごした日々」というのは大げさすぎるかもしれない。
彼女の仕事は主にサリンジャーにくるファンレターを読み「残念ながらサリンジャーにはこの手紙を送れません」と送り返すというもの。そういう形で彼女は世界中の人に影響を与えているサリンジャーと過ごしたといえるのかもしれません。
イギリスへ留学して文学を学んだジョアナですが、タイミングがあわず実はサリンジャーを読んだことがなかったため、彼女はファンレターや彼からの電話などによってサリンジャーを知り、最終的には全ての小説を読むことになるのだけど。

エージェンシーの仕事や、同僚達については面白かったけれど、彼女の恋人や家族や友人達の話がもうひとつ邪魔な気もしたし。
なんのために書かれたのか実ははっきりしない本。

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2016.01.10

■琥珀のまたたき 小川洋子 講談社

小川節って感じですね。
研ぎすまされすぎて怖いです。

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2016.01.02

□キングズ・マン

2016年 初映画。

コリン・ファースがあんなに早く…。

最後の方は大爆笑。脱力しました。

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2016.01.01

2015 映画と読書

さて、年末恒例 今年の読書と映画

なんと今年は30冊!! 昨年より多いではないですか。
そのかわり、映画はたった10本。しかも映画館に行ったのは1本のみ。

読書は、仕事で地元ゆかり作家をたくさん読む必要があったので、竹本健治さん、上田早夕里さんを初読みしました。
上田早夕里さんってすごいジャンルが幅広くて、びっくりしちゃいましたが「華竜の宮」の壮大さにあんぐり状態でした。 ただ、ちょっと疲れた。

ベスト5は
1冬の光 篠田節子
2オルフェオ リチャード・パワーズ
3華竜の宮 上田早夕里
4ひみつの王国 ー評伝 石井桃子ー 尾崎真理子
5狗賽童子の島 飯嶋和一

「冬の光」はぶっちぎりで面白かった。 四国からのフェリーで転落死した60過ぎの男性。自殺か? 事故か? 週刊誌や新聞という世間から見た男性の経歴、家族から見た父、夫としての男性の過去の出来事。そして彼自身の視点で見た、学生時代からの物語。彼の生き方を3つの視点から見ていくという面白い構成。その度に「はー、それ、こういうこと!?」と驚き、考えさせられる。
とにかく、ページをくるのがやめられないほど面白かった。

「オルフェオ」は音楽と遺伝子の融合という感じで非常にパワーズらしい作品で、文章からあふれる音が素晴らしい。前作が「は?」っていう出来だったのでこれぞパワーズって感じで満足。

秘密の王国は石井桃子さんの評伝で、労作だと思いました。幼き日のプー体験は一番最初の思い出です。

実は小川洋子さんの「琥珀のまたたき」を読書中。年末年始をまたぎそうです。
 
リスト
■オルフェオ リチャード・パワーズ 新潮社
■キャプテンサンダーボルト 阿部和重・伊坂幸太郎
■ショートカット 柴崎友香
■ツグミはツグミの森 竹内健治 講談社
■パノララ 柴崎友香 講談社
■ハピネス 桐野夏生 光文社
■ひみつの王国 評伝 石井桃子ー 尾崎真理子 新潮社
■ブラック・アゲート 上田早夕里
■まぼろしのパン屋 松宮宏 徳間書店 
■ミニチュア作家 ジェシー・バートン 早川書房
■リヴァトン館 ケイト・モートン 講談社
■ワイルドサイドを歩け 東山彰良 宝島社
■宇治拾遺物語  町田康 訳 河出書房新社 
■華竜の宮 上田早夕里 早川書房
■鬼談 京極夏彦 角川書店
■禁忌 シーラッハ 東京創元社
■紙の動物園  ケン・リュウ 早川書房
■社員たち 北野勇作 河出書房新社
■寝ても覚めても夢 ミュリエル・スパーク 河出書房新社
■冬の光 篠田節子 文藝春秋
■犯罪 フェルディナント・フォン・シーラッハ 東京創元社
■閉じ箱 竹本健治 角川ノベルズ
■捕虜の赤かぶら 三木治子 培養社
■夜の国のクーパー 伊坂幸太郎 東京創元社
■夜また夜の深い夜 桐野夏生 幻冬舎
■妖怪探偵・百目 廃墟を満たす禍 光文社文庫 上田早夕里
■冷たい晩餐 ヘルマン・コッホ イーストプレス
■耄碌戦記 清水義範 新潮社
■鹽壺の匙 車谷長吉 新潮社
■狗賓童子の島 飯嶋和一 小学館
■琥珀のまたたき 小川洋子 講談社

映画はベストも何も10本なので…。「ビル・カミンガム&NY」が一番好きでした。本当に見てよかったと思える作品でした。
「黄金のアデーレ」も素晴らしい作品だったけど、何しろ見たあとモヤモヤが。
「ゴーンガール」はあまりの展開に唖然。なんて話しや〜。(^_^; 面白かったけどね。

リスト
□ウォルト・ディズニーの約束
□くるみ割り人形 人気バレエ公演への道
□ゴーンガール
□サイド・エフェクト
□チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密
□トム・アット・ザ・ファーム
□ビッグアイズ
□ビル・カニンガム&ニューヨーク
□ファイアbyルブタン
□黄金のアデーレ

今年ももっと本を読んで映画を楽しめますように。

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