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2015.12.31

□黄金のアデーレ

今年はじめて映画館で映画を見ましたよ〜。多分これで最後だけど。

映画は役者も構成もとてもよかったんだけど、でもやっぱり釈然としないんだな〜。

クリムトのアデーレ・ブロッホバウアーは30年くらい前にウィーンのベルベデーレ宮殿でみました。
映画の中でも言われたように、クリムトの作品はオーストリアの至宝で、クリムトとエゴン・シーレの作品が本当にたくさんあって、ため息をつきながら回ったものです。至福の時間だったなあ。

と、その思いがあるので、彼女達家族がオーストリアを出た経緯も、絵がどのよに奪取されたかわかったとしてもアデーレはウィーンに居てほしかった。

本来の所有者、アデーレの姪マリアの視点から見ているのでオーストリア政府を徹底的に「悪」にしてあるんだけど、やっぱり、最終的にはベルベデーレに置いておいて欲しかったなあ。

裁判に勝って、オーストリアから謝罪を受けて、あらためてベルベデーレに寄贈という風に
ならなかったのか。悔やまれますねえ。

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