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2015.12.31

■冬の光 篠田節子 文藝春秋

久々の篠田節子さん。
いわゆる団塊世代の元サラリーマンがフェリーより飛び込み自殺をした。
大手企業に勤め介護退職し、東日本大震災のボランティア、その後四国でお遍路をした帰途の出来事だった。遺された妻、娘2人。次女の碧は父の足跡をたどって四国を訪れるが・・・・。

ミステリ−じゃないけど、ミステリ−のようで父の死は自殺か、事故か。娘の視点と主人公の男性からの視点により見えてくる真相。
あるサラリーマンの人生を学生時代からたどって行く。学生運動、高度成長、バブル、景気停滞、東日本大震災…戦後史を重ねながら。そして出会い、別れを繰り返すことになる運命の女性。
はー。面白〜。


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