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October 2015

2015.10.31

■ひみつの王国 −評伝 石井桃子ー 尾崎真理子 新潮社

101歳で亡くなった、石井桃子さんの伝記。わたしの最初の本の記憶が、石井桃子訳の「くまのプーさん」で、ひとかたならぬ思い入れがあります。

著者の尾崎真理子さんは新聞記者で、生前の石井桃子さんに長時間インタビューしたことからこの評伝をまとめたという。彼女も私と同世代で、同じように幼い頃から石井桃子の作り出した「児童文学」に心をときめかせた経験があるそうだ。

児童文学者、翻訳家としての石井桃子さんしか知らなかったけれど、編集者、小説家という面もあって
たおやかな中に芯のある人だったのだなあ。


この本で、ヘンリー・ダーガーという作家&画家を知ったは収穫だった。


石井さんの自伝的小説「幻の朱い実」も驚きをもって読んだけれど。そのバックグラウンドが知れて興味深かった。

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■宇治拾遺物語  町田康 訳 河出書房新社 

「日本文学全集」に収録された「宇治拾遺物語」 町田康の現代語訳が面白い。

彼の書く関西弁によく使われる「にゃ」が柔らかくて好きだ。

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■ブラック・アゲート 上田早夕里

上田さんの本をいくつか読もうと図書館で見つけたもの。
この方が書くジャンルの幅広さには驚く。
これはブラックアゲートという蜂によるパンデミック小説。

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2015.10.30

■閉じ箱 竹本健治 角川ノベルズ

地元ゆかり作家強化月間中、同僚が貸してくれた竹本健治さんの短編集。

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2015.10.13

□ビル・カニンガム&ニューヨーク

NYでストリートファッションを撮り続けている82歳の写真家、ビル・カニンガムのドキュメンタリー。

ブレない生き方、ポリシーを持った素晴らしくチャーミングなおじいちゃん。

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□サイド・エフェクト

うつ病の妻に刺殺された男。妻はうつ病の薬の副作用で心神喪失状態。果たして妻は罪に問われるのか?
または処方した医師に責任があるのか!? という社会派サスペンスかと思っていたのですが、

あららの展開。
面白かったけど。

妻を演じたルーニー・マラ、リスベットとは全く違うイメージで登場ですが、保護観察下に置かれて、何かあれば病院送りという状況はリスベットと一緒?

ドラゴン・タトゥーの続編はないのかなあ。

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2015.10.06

■ワイルドサイドを歩け 東山彰良 宝島社

直木賞を受賞された東山彰良さん。図書館に並べてあったのでタイトル借り。

会話が面白いですねー。キャラクターも愛すべき人が多く魅力的ですが、ちょっと人死に過ぎでないですか。

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2015.10.02

■華竜の宮 上田早夕里 早川書房

地元ゆかり作家 強化月間読書

いささか疲れましたけど、すごいスケール感のお話でした。
陸地がほとんど海中に没してしまった未来の地球。
人類は陸上民と海洋民に分かれている。海で暮らす海洋民は、魚舟という巨大な生物とともに暮らしている。

主人公は青澄という外交官(陸上民と海上民のトラブルシューター)の青年。人工知性体のマキといつも行動を共にしている。

海上民のオサであるツキソメという女性。
海上民出身の海上警備隊長なども登場。

ほとんど海となってしまった未来の地球で再び繁栄を迎えた人類だけれど、
再び、地球に致命的な危機が訪れる。
その時、人は何をできるのか。

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