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2015.04.03

■捕虜の赤かぶら 三木治子 培養社

江戸末期に生まれ、江戸、明治、大正、昭和を生きた播磨の農村生まれのおばあさん。孫である著者が子供の頃このおばあさんに聞いた話をまとめたエピソードが20ほどまとめられている。

子供の頃、川遊びをしていたらお殿様に合った話。当時の罪人の刑罰。農民たちの暮らしぶり。侍の人柄もそれぞれ。寺子屋の様子。姫路城開城の裏話。伊勢参り…。など興味深い話が続々。
明治になってからは鉄道敷設で地元が大反対して別の場所になったが、結局はとても不便になってしまったこと。タイトルの捕虜の赤かぶらは日露戦争でロシア人捕虜と播磨の人とのちょっとした交流がテーマ。そのひとつ前の「英国のケット」は映画になってもおかしくないようなドラマ性があった。


地元の出版社から発行された本で、たまたま仕事の関係で図書館で借りたので読んでみたのだけど、
面白い。意外な拾い物でありました。

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