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January 2013

2013.01.27

■ポリティコン 上・下 桐野夏生 文藝春秋

大正時代、東北に芸術家たちが創ったユートピア「唯腕村」。自給自足で芸術家たちが暮らす村として注目を浴びた。
現代。創立者の孫である東一が、村の代表となっている。しかし時代は変わり、過疎、高齢化、食品偽装、さらに脱北者問題などを抱えている。
そして東一の元に、美少女マヤが現れ…。

現代の日本の様々な問題をてんこ盛りに入れこんだ問題小説、かな。

圧倒されたけど、疲れた。

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2013.01.15

○沢田研二 2013正月Live atオリックス劇場

朝から雨で行くのやめようかとすら思っていたのだけど、珍しい曲を歌ってくれるから、やっぱり正月ライブはいいな。
厚生年金が「オリックス劇場」と名前を変えたらしく、外観がちょっとキレイになってた?

一曲目はなんとeveryday joe!「来タルベキ素敵」前後の曲が多く「確信」も久々に聴けて嬉しかった。「あんじょうやりや」嬉しかったけど、歌詞がメタメタやん。(笑)
確か、前回は「休憩15分」だか入って、ノリが切れてしまったのだけど、今回はぶっ通しというのもよかったな。 特に衣装替えする必要もないしねえ。もう、ひげ面でステージでちゃったわけだから。
しかし、ひげ面だと、アゴが〜とか思わなくてもよいのでこれでいいかも。

途中「カサブランカ」「サムライ」「勝手に」「チェックイン」と4曲続く。最近、このあたりの曲の時は座ったままで姿を見ないようにしているんだけど、カサブランカはちょっとつらい。特に高温が出ないので歌だけ聞いて、目を閉じて往年のイメージを浮かべるというのもできない。 カサブランカの頃は声も見た目も天下一品だからなあ。もう70~80年代のヒット曲は封印してくれてかまわない。というかしてほしい。
サムライのみ許せるかな。と思っていたらチェックインは意外と聴けた。

今の声質から考えると、2000年前後の曲がいちばんいいと思うなあ。
しかし「確信」は歌ってくれたけど「ゼロになれ」って、本当に歌ってくれないなあ。

タイガース復活に関しては興味ないので、パス。来年のソロツアーは大阪フェスティバルホールでやるのね。確か11月5日といったように思うけど、ん? その日は平日ですけど。聞き間違いかな〜。 いずれにせよ、新しくなったフェスには行ってみたい。

それにしてもアンコールでのMCの声はガッラガラなのに、直後の六甲おろしがいきなりよい声なのはなんでだ? いつも不思議に思う。

六甲おろしとTOKIOでアンコール終了。TOKIOも今歌ってもあんまり違和感ないかもしれない。

ライブの帰り、可愛いカフェがあって「新町スフレ」というのを看板でイチオシしていました。お店の感じもよくてオーダーしたら、焼きたてを作るので15分待ってくださいといわれたけど、おいしかった~。
でも厚生年金には多分もう来ないので、また食べられるかどうかわかりませんね。


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2013.01.14

■ブルックリン・フォリーズ ポール・オースター 新潮社

2013年初読みはポール・オースター。

ガンを宣告されたうえ、離婚し、退職したナットは余生を生まれ故郷で過ごすためひとりブルックリンに戻ってきた。
しかしそこで、しばらく音信不通だった甥と出会い、甥の働く古書店の経営者ハリーと出会い、甥の思い人ナンシーと知り合い…と、どんどん登場人物が増えていき、ナット一族および、周辺の人々の驚くべき人生が語られていく。
オースターらしく、とんでもなく話がころがっていく過程が面白い。

最後にナットが考えた自叙伝自費出版って、日本では結構昔からあると思うけど、アメリカにはなかったのか?

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2013.01.07

□ロボジー

うーん。アイディアは悪くないけど。

ロボットを作った会社って、もっと小さい町工場の設定だと思っていたけど、
結構大きい会社だったので、ロボットプロジェクトのメンバーの顔ぶれに納得いかないな。

しかし、ミッキーカーチスに似てるとは思ってたけど、最後まで別名クレジットだったので、
ネットで調べるまでわかならなかったわ。(笑)

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□ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

911で父を亡くした少年が、父の残した遺品を捜してニューヨーク中を駆け回る。

まったく想像していたのとは違ってた。(笑)
少年が無茶苦茶頭がよい子で、始終しゃべり詰めで、いけすかないんだ。
イライラしてくるほど。

後半は、出会った人とのまさかの邂逅があり、感動作になっているんだけど、前半と後半のつながりが、ちと強引だと思う。無理矢理泣かせられる感あり。

とはいえ、矛盾するかもしれないけど、少年を演じた子役が、演技ど素人だったというのは驚いた。
うざったいくらいよくしゃべるセリフまわし。表情の素晴らしさ。
いやー、これは凄いと思わせてくれました。

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□シャーロック・ホームズ/シャドウ・ゲーム

えーっと。これは多分、劇場で見るべきだったのでしょうね。

どちらかというとアクションシーンがメインなので、テレビ画面で見たからイマイチと感じたのかもしれない。

前作の頭脳派というより肉体派のホームズという設定は結構好きだったので、違和感はなかったのだけど
全体にどうもダルかったかな。

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□ミッドナイト・イン・パリ

年末に正月用にまとめて借りたDVDは5作。 大晦日に「アーティスト」を見て、新春には、これがよさそうと選んだのは「ミッドナイト・イン・パリ」

ウッディアレンの作品を見るのは久々(「マッチポイイント」以来?)
評判がよろしいので、楽しみに見ました。

作家志望の青年が婚約者と一緒にパリ旅行にやってくるが、憧れていた1920年代のパリへタイムスリップしてしまう。そこで、ヘミングウェイ、フィツジェラルド、ピカソなどの芸術家たちに遭遇する・・・・。というもの。

期待値が高すぎたのか、うーん、まあまあかな。

主人公ギルは、パリで合った婚約者の友人の彼を「ペダンティック」と言って嫌っているけど、彼自身も結構、自信家で、自慢家で、結構自分勝手。
婚約者の父をこきおろしたり(だったら別れろ)行動だって、かなり自分勝手。
婚約者も浮気するなどして「なぜこの二人は婚約しているんだ???」という疑問が。
現代の登場人物は、ほとんど全員あんまり好きになれない人々だった。

1920年代に行ってのギルの行動も、パーティーを渡り歩き、自分の小説を有名作家(ヘミングウェイ)に見てもらいたい→結果的にガートルード・スタインに批評をもらう)というだけ。

20年代、さまざまな芸術家に愛されたモデル、アドリアーナとの恋が描かれ、彼女の憧れるのがベルエポック時代で、ベルエポックにもタイムスリップ。そこで出会うのはロートレック、ゴーギャン、ドガ。そして彼らが憧れるのはルネッサンスの時代…。
いつの時代も過去に憧れる気持ちは変わらないのでしょう、というお話。 まあ、定番です。

とはいえ、有名人のそっくりさんが色々登場してくるのは楽しい。
特に、ダリとマン・レイの似せっぷりはほほえましかったです。

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2013.01.01

2012 読書と映画

2012年は、母が骨折入院というアクシデントがあり、3か月ほど毎日病院通いの日々となりました。
そのため車通勤を余儀なくされ、ただでさえ少ない電車内読書時間がほとんどとれなかった。
映画も映画館にほとんど行けませんでした。

結局読んだ本は23冊、映画は17作品(ほとんどDVD)
今年はドラゴンタトゥーの女に始まり、ドラゴンタトゥーの女に終った感じでした。

まず、年頭にミレニアム3部作を夢中になって読みました。
タイミングよく、映画「ドラゴンタトゥーの女」が公開。これは劇場に行きました。

このあと、母の入院/退院があり、ようやく落ち着いた秋の終わりに、少し余裕ができて
評判のよいスウェーデン版「ミレニアム」のDVDを見ました。

小説は、本当に面白くて、1部、2部、3部まで驚きの展開。まさか、こんなところに連れていかれるとは…。とにかく、リスベットが愛おしい。

映画は、リスベットの造形という点において私はフィンチャー版に軍配をあげます。
スウェーデン版のノオミさん、私にとっては、リスベットのイメージと違いすぎました。

ほかにいくつか北欧系の小説も読んだのですが、少しジメジメしたイメージが。偏見かしら?

国内作家では、久々に桐野夏生を3冊読みました。「ナニカアル」は林芙美子の晩年を描いた作品で
これは素晴らしかったですね。桐野さんに林芙美子が憑依しているかのような。

あと、京極夏彦の「数えずの井戸」は、やっぱりよかった。このシリーズ好きだなあ。

映画は映画館で見たのが「ドラゴンタトゥーの女」「ダークシャドウ」「悪の教典」「鍵泥棒のメソッド」の4本のみ。
ドラゴンは初めに書いたように、気に入りました。もうひとつ「悪の教典」も、印象的に残るというか、後を引きます。(笑) この後、伊藤英明まつりに突入していて、現在進行中。(笑)
昔のTVドラマを見て、にやにやしている。当時も見ていたけれど「ぼくの魔法使い」面白すぎ。

来年は、今年見逃した映画をDVDで見なくては。


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