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2011.05.24

■音楽の在りて 萩尾望都 イースト・プレス

萩尾望都の小説ということで興味を惹かれました。

作品としてはかなり古いものらしく、その後の漫画作品の原型となったような。

漫画作品では絵はもちろん、その構築力が素晴らしいのですが、今回始めて読んだ
小説は、文章のうまさに、あらためて感銘を受けました。
美しいというのではないのですが、独特のリズム感があり、読んでいると
音が聞こえ、絵が浮かんでくるようです。


SF小説が中心で、望都さんらしいファンタジー作品がほとんどですけど、
「闇夜に声がする」や「マンガ原人」は自叙伝的色合いが濃くて、興味深かったです。

ただ「美しい神の伝え」は、正直哲学的すぎて、あまり好きではありません。
ポーやトーマのあたり夢中になって読んだのだけど、その後の作品はあまり好きになれなかったのに
通じるのかな。


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