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May 2011

2011.05.27

ジェレミー少年と愛犬ハムレット H・ウォールポール れんが書房新社

司書をしている友人が時々「面白いから読んで」と無理矢理貸してくれるなかに、おもわぬ拾い物に出会います。これもその一冊。

20世紀初頭のイギリスのダーラムの街と寄宿学校を舞台とした少年の成長物語。

寄宿学校で学ぶジェレミーが、クリスマス休暇で帰省してくるところから始まり、全12章。
実家で過ごしたり、学校での寄宿生活が描かれ、一章完結の連作短編といった形式。

ちょっと不思議な文章、文体。訳も不思議。

愛犬ハムレット! 
「料理番に魂を売ってしまったのです」には笑った。主人(ジェレミー少年)が不在の間、他の家族がかまてくれないので、コックになついて、台所に入り浸り太ってしまったことを指して、いる。
ジェレミーが寄宿学校に行かなかったら、「今も魂はちゃんと自分のものであったはずです」なんていう書きぶりが、いかにもイギリス風ユーモアで、くすくす笑えます。

お父さん、妹のエイミー、画家のサミュエルおじさん、パーシーおじさんなど、キャラクタ−がみんな味があってよいです。

ジェレミー少年の物語は、原作では3部作らしいので、続きも読みたいな。

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2011.05.24

■音楽の在りて 萩尾望都 イースト・プレス

萩尾望都の小説ということで興味を惹かれました。

作品としてはかなり古いものらしく、その後の漫画作品の原型となったような。

漫画作品では絵はもちろん、その構築力が素晴らしいのですが、今回始めて読んだ
小説は、文章のうまさに、あらためて感銘を受けました。
美しいというのではないのですが、独特のリズム感があり、読んでいると
音が聞こえ、絵が浮かんでくるようです。


SF小説が中心で、望都さんらしいファンタジー作品がほとんどですけど、
「闇夜に声がする」や「マンガ原人」は自叙伝的色合いが濃くて、興味深かったです。

ただ「美しい神の伝え」は、正直哲学的すぎて、あまり好きではありません。
ポーやトーマのあたり夢中になって読んだのだけど、その後の作品はあまり好きになれなかったのに
通じるのかな。


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2011.05.11

□ブラックスワン

バレエを習っているので、結構楽しみにして、初日に見に行ったのですが。

ああ…「痛い」映画だったなあ。ホラーじゃん。

これはバレエ映画では、全然ありまっせん!

ナタリーさんの踊りも期待してましたが、基本的は上半身のみしか写りません。
やっぱり無理なのよね…。

バレエ好きさんは失望すること必須ですわ…。

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2011.05.07

□カラヴァッジョ

デレク・ジャーマンの「カラバッジオ」を遥か昔に見たことあったのだけど、あの当時はカラバッジオはそんなに知られた画家ではなかったような。画面はきれいだった覚えがあるけど。

昨年生誕400年とかで、記念の映画だそうです。
イタリアで作られているので、その辺りはリアル感があるのかなあ。

画面などはきれいですが、なんだかつなぎが悪いのか、意味不明なところが多いです。

カラバッジオが途中で足をケガするのだけど、別に足が悪くなっている様子もなく、そのシーンが意味不明。
当時の医療技術では麻酔もなく、消毒に直接焼けた鉄を当てるなど、彼自身が多くの苦痛を体験したということを表現したいのかもしれませんが。
あと、例えば火刑や首切りなど処刑シーンがたくさんでてきて、それが「死と生」、「光と闇」というカラバッジオの作品の根底にあるものを表現しようとしているんだろうけどさ。わかりやすすぎです。

彼の生涯は、素晴らしい宗教画を数々描きながらも喧嘩っぱやく騒動の連続だったようですが、見てたら「たいがいにしろよ〜」「もうやめろよ〜」と思ってしまうのだった。


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□Sex & the City 2

お家鑑賞 第4弾

あんまり評判はよろしくなかったけど、なかなか面白いじゃん。
2時間以上の長さだけど、飽きずに楽しめました。

サマンサやりすぎだけど。(笑)

あ、あとライザ・ミネリを見られたのも収穫。

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2011.05.04

□NINE

第3弾

いやー。つまんなかったわ。
何が見せたいのかぜんぜんわかない。

フェリーニ「8 1/2」を元にしたブロードウェイのミュージカルということだけど、
NINEなんておこがましいのでは。 
4 1/4 くらいがふさわしい。

ミュージカルとして楽曲もそんなに優れていると思えないし。
女優はやたら豪華で、みなさん歌い踊って、いやはや熱演と思うんですけど。

とにかく、残念すぎる映画です。

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□告白

第2弾「告白」

さすがの中島哲也ですねえ。
あの原作をよくまあこんなに面白く見せました。
素晴らしい映像だと思います。

でも結局「原作」がつまらないから結局は見たあと「んで?」になってしまいました。
もったいないといえるかも。

でも、中島哲也の作品に意味を見つける必要はないのかも。

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□バーレスク

GWは外出の予定がほとんどないので、DVDまとめて鑑賞大会に。

第一弾は「バーレクス」に。
ストーリーはありきたりだけど、クリスティーナ・アギレラのど迫力の歌唱に圧倒されました。

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