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2010.12.24

■IN 桐野夏生 新潮社

面白かった。装丁のイメージも「OUT」と似せて作られていましたけど、OUTとは全く趣が違いました。

主人公の小説家タマキは、自身も編集者との不倫経験がありながら、物故した作家による不倫を描いた「無垢人」という小説の愛人のモデル探しをしている。
そのモデルかもしれない女性のインタビューや小説「無垢人」や、タマキと編集者の再会、作家の妻との会見など、要素がてんこもり。

日本小説の伝統ともいえる「私小説」を取り上げ、書かずにはいられない作家の「性」が垣間見えて、面白かったです。
その割にはあまり話題にならなかった? 

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