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2010.12.20

■サラ・ベルナール―運命を誘惑するひとみ F・サガン 河出書房新社

サガンの映画を見て、サラ・ベルナールの伝記を書いたことを知り興味を惹かれて読んでみた。

サガンの別荘の元の持ち主はサラ・ベルナールの知人で、サラも遊びに来た事があるそう。サガン自身もそんな因縁で、サラに興味があったのかもしれない。

サラ・ベルナールは、ミュシャのポスターなどで有名な女優だけれど、実際どのような人かよく知らなかった。非常に冒険心のあるダイナミックな女性だったようだ。
素晴らしい瞳と素晴らしい声の持ち主だったそう。ご多分に漏れず「恋多き女性」でありながら、舞台をこよなく愛し、陽気な女性だったみたい。晩年は片足を切断することになったが、なお舞台に立っていたとか。

この本は、既に亡くなっているサラとサガンの往復書簡という形式で綴られている。サガンが挑発し、サラは時に怒り、時に冷淡に、時に哀願しながら、彼女の人生を語る。もちろんサガンの想像部分が多いのだけど。若くして有名になり、お金も入ってきたけれど、それを上回る贅沢な生活をし、借金を負い、というサラの生涯。サガンは自分を重ね合わせているようにも思える。

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