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September 2010

2010.09.30

□悪人

よかったですね。
特にラストシーンは、原作よりも心に残る。

原作の最後は、祐一は最後が饒舌すぎて、祐一らしくないと思ったのだけど、
映画では、あえてその部分をカットして、妻夫木君のあの表情で全てを語らせていました。
彼でよかったと思います。

深津絵里はよかったと思うけど、原作の光枝のイメージとはちょっと違う?
むしろ悪人というより「嫌なヤツ」を演じた岡田将生と、満島ひかりに拍手を送りたい。

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2010.09.28

■阪急電車 有川浩 幻冬舎

学生時代、阪急電車今津線で通学していました。なのでそれぞれの駅名が懐かしく、思い出されます。
でも震災後は随分変わってしまったので、私の想い出の風景とは違うだろうけど。

映画化されるということですが、まさにオムニバス映画のような作りの物語ですね。

本好きの社会人カップル、気の強い美人OL、DV男と付き合う女子大生、社会人とつきあう女子高生、地方出身の大学生カップル、少し気の弱い主婦、そして夫なき後もキリッと1人で生きているおばあさんと。

まあ、面白く、さらっと読めましたが、登場人物たち、なんか阪急電車のイメージじゃなかったなあ。(笑)


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■ピストルズ 阿部和重 講談社

はあ。
「グランド・フィナーレ」を読んだ時「いったいこれは何?」と思ったのだけど、そういうことなのぉ。

「ニッポニア・ニッポン」の鴇谷君ともこんな風につながってたのかぁ〜?

などなど数々の驚きを与えてくれた「ピストルズ」

いきなりヒーリングサロン菖蒲(あやめ)だもんなあ。魔術師一家だもんなあ。

やっぱ阿部和重からは目が離せません。

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2010.09.08

■kunimori 五條瑛 中央公論社

亡くなった叔母に託された、マンションやビルを管理している拓也。そのビルのひとつから会社が消えた。調べてみると幽霊会社で、どんな仕事をしていたか謎だ。どうやら叔母はその会社の社員たちと関わりがあったようだ。拓也が調べ始めると、叔母の知らなかった一面が次々と浮かびあがってきた…。

ノンシリーズの五條瑛。これは久々に面白かったですわ。

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2010.09.06

■ザ・万歩計 万城目学 産業編集センター

小説は読んだことないのですが、学生時代〜小説家になるまでのあれやこれやのエッセイ。

楽しみました。

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2010.09.02

■ベイツ教授の受難 デイヴィッド・ロッジ 白水社

難聴の元大学教授が主人公。

母がかなりの難聴で、ベイツ教授が語る難聴をめぐる周囲の人間との軋轢に、共感するやらうなずくやら。母との会話でそうそう、あるある…。こんなこと、あんなこと。

しかしこれ、帯に「コミックノヴェルの至宝」と書いてあったから借りたのだけど、ほとんどコミカルではありませぬ。
「老い」と「死」を扱った結構シリアスな内容です。確かに「難聴」によるとんちんかんなやり取りはあるけれど「笑える」ものではありません。

定年後の夫と、仕事を持ってまだ現役で働く妻の夫婦のホームドラマという方がいいかも。

教授の90歳に近い父の介護問題が大きな問題です。

謎めいた女子学生が登場して、彼女の存在は思わせぶりだけど、余計な気がしました。


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