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2010.05.20

□アリス・イン・ワンダーランド

「アリス」なんて、最高に面白い素材を、ティム・バートンが料理するんだよ。ジョニー・デップというスパイスをふりかけて。
それが…この惨状。 「まずい」とすら思えない。ただ味がない。(涙)

見終わったあと、ただ呆然としましたねえ。 劇場もそこそこ若い人がいっぱいいたのに、笑い声も、感嘆の声も、ざわめきすら聞こえませんでした。 

肩すかしって、こういうのを言うのでしょうか。

19歳になったアリスが、ワンダーランドの冒険を経て成長する物語。
それはそれで結構期待していたんだけど。
どう考えても、彼女の成長が読み取れません。白の女王に代わって戦うことが「自分の道は自分で開く」ってことにつながるとは、思えない。

赤の女王、白の女王って「鏡の国のアリス」だよね。キャラクタ−は不思議と鏡を相当ごちゃまぜにしていますね。 だったらなぜに、ハンプティダンプティを出さない!?

帽子やが妙にまともなのが違和感。

赤の女王より、白の女王の方が悪そう。自分で手を汚さない。アン・ハサウエィイって、CG処理をしているんでしょうか? 目玉と口のおばけのように見えました。ヘレナは、まんま、アニメでしたね。

映像も、3Dのせいなのか、バートンらしいちゃちいセットが、本当にちゃちなセットにしか見えなかった。 いつもならおもちゃみたいなセットが魅力的に可愛く見えるのに、普通の映像なら、もう少しマシだったのか?

較べるのも変だけど、「パルナサスの鏡」の方が、十数倍面白かったし、映像も素晴らしかったと思うわ。

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