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April 2010

2010.04.27

■ぼくを創るすべての要素のほんの一部 スティーヴ・トルツ ランダムハウス講談社

ほ〜。
大変だった。長かった。

で、読んでどうだったのか・・・。
うーん。

民主的犯罪同盟っていうのは面白かったな。

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2010.04.25

□ココ・アヴァン・シャネル

DVD鑑賞
ココ・シャネルを見たので、ちょっと比較もしたくて見てみました。

私的には、こっちのシャネルの方が断然よかったです。
オードレィ・トトのシャネルが、とてもいい。ぴったり。アメリの可愛いイメージがあったけど、この作品では、意志が強そうだけど、エレガントなシャネルになりきってたなあ。

一方こちらは男優人はちょっと…。エチエンヌは老け過ぎでは? 実際このくらいの歳だったのかしら。(エチエンヌたちの馬鹿騒ぎが昔見たシャネル映画と似てたので、事実に近いのかな)
ボーイ役の俳優も、アメリカ版の方がよかった。

ストーリーとしては、アメリカ版がわかりやすくドラマチックに作ってあったけど、シーンの作り方や画面のきれいさが、フランス版の方がグレードは高いと思う。
アメリカ版はやはり、テレビ用というところか。

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2010.04.19

□マン・オン・ワイヤー

DVD鑑賞。
妹が大絶賛していたので借りました。

40年近く前、ニューヨークのツインタワー間を綱渡りした男を描いたドキュメンタリー映画。
高所恐怖症のわたしは考えただけで(@Д@;状態ですが。

綱渡りした男、大道芸人フィリップ本人および関係者の証言、再現ドラマ、ニュース写真などで構成されて、サスペンスタッチで手に汗握る。
何しろ、建設中のツインタワーに「無許可」で登頂し、ワイヤーをかけてしまうのだから。

ワイヤーにしても、それだけですごい重さ。ワイヤーを詰めたトランクを持って階段を上がり、
しかも警備員の目を避け、向かいのビルにワイヤーを投げる。向かいでは協力者がワイヤーを引っ張って繋ぐ。 これが全部夜中に行われ、朝の9時に、いよいよフィリップは綱わたりを始める。

残念ながら、ここは写真しか残っていないのだけど、フィリップは40分間、8往復したそうだ。
途中で警官がやってくるが、もちろん、綱の上では捕まえることもできない。

向かいのビルで手助けしていた友人が、フィリップが歩き始めた瞬間を証言して、言葉につまり、一瞬涙ぐみます。
見ているほうも、その瞬間が思い浮かぶような、生々しいものでした。

地上411メートルの空中に浮かぶ、友人の姿。奇跡としかいえない瞬間だったでしょう。
でもこれで、フィリップは一線を超えてしまった。
この事件以降、フィリプさんとその友人や、当時の恋人とは会う事はなかったそうです。

もう、彼らは一緒には過ごせなったんでしょうね。
なんか切ない。

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2010.04.16

□第9地区

エイリアンが大挙して地球にやってきた。侵略でもなく友好目的でもなく、どうも難民のよう。仕方なく地球では特区を設置し、共存の道をたどることになった。しかし居住区がスラム化してきたため、強制移転をすすめることになり、エイリアンは反撃に出る。

予告編で面白そうだったのでなんとなく「ギャラクシークエスト」的なコメディかと思って見に行ったのだけど、かなり違った(^^;)。
エビのようなエイリアンとの戦いはグロい。

主人公がヒーローではなく、エイリアン立ち退きの強制執行担当の公務員。かなり情けない感じで、妻の父からは軽んじられている。自身がエイリアン化し、軍から追われる立場になってからも情けなさぶりは変わらない。
ラストシーン、妻に送る花を作る姿は、ちょっと哀愁があってよかったです。

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2010.04.13

■巡礼 橋本治

橋本治は、戦後から現在に至るまでの日本を描ききったと思う。
大きな大きな荷物を溜め込んでしまって、吐き出すこともできず、鬱屈している現在の日本。

戦後時代が移り変わるさまを描いた小説は多々あるのだろうけど「ゴミ屋敷」の住人をとりあげるとは…。目の付けどころが鋭すぎる。

何十年ものゴミを溜めに溜め、悪臭を振りまくゴミ屋敷。周りの住民からは気味悪がられたり、嫌がられたり。しかし、誰もそこの住人の気持ちを知らない。
そして、住人自身も、なぜそうしていたか、分っていなかったのだ。

ごく普通の男性が、ごく普通に生きてきたはずなのに、どうしてこんな状態になってしまったのか。何を溜め込み、吐き出す事ができずに、この日を迎えたのか。少しずつ時代とズレていった男の心が哀しい。 

はじまりはワイドショー。周辺に住む主婦達の細かい描写や会話が橋本さんらしい。何人かの主婦の行動や心の動きなんでここまで「おばちゃんたち」の細部まで分るのだろう、と、いつもながら感心する。(笑)

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2010.04.11

□ココ・シャネル

DVD鑑賞

ココ・シャネルの生涯といえば、30年近く前にも映画化されていて、面白かったのを覚えている。
シャネルはマリー・フランス・ピジェ、最初の恋人エチエンヌをルトガー・ハウアー!!、カペルをティモシー・ダルトンというキャストもよかった。 特にルトガー・ハウアーが可愛らしかったのよ。(笑)

今回の映画は晩年のシャネルをシャーリー・マクレーンが演じていて、これは素晴らしくぴったりだった。
でもねえ、若い頃のシャネル役の人、ともかくイメージが全然違う。 愛らしい感じの人で、シャネルの傲慢なほどの強さが感じられなかったなあ。 童顔だけど、アップになると実は結構老けてる…。基本的に垢抜けない感じの人なので、彼女が着ている洋服も全然「素敵」と思えない。ヘアスタイルもなんだかずっと、変。 むしろ友人役のエミリエンヌの方が洒落ていたわ。

対して、エチエンヌを演じているサガモア・ステヴナンがすごく好きだった。なんか憎めない魅力がある。ルトガー・ハウアーに匹敵するくらい可愛い。
カペルを演じたオリヴィエ・シトルクという俳優は登場した時は「?」だったけど、見ているとだんだん惹かれていき魅力的だった。

とにかく、シャネル役の女優が、とっても残念。なんで彼女になったのかなあ〜。

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2010.04.06

■プロフェッショナル ロバート・B・パーカー 早川書房

パーカーの遺作? まだ翻訳されていない作品もあるのでしょうから、遺作というわけではないのかな。
この作品はちょっと残念な出来かも。

スペンサーへの依頼は、金持ちの妻たち4人をゆすっている男を遠ざけてほしいというもの。ところが実際に男に会ってみると、そんなに悪い奴じゃない。むしろスペンサーは好感をいだく。
一方、妻の浮気に気づいた夫が差し向けた、2人組の男たちが登場して、話はややこしくなってくる。

この2人組の男たちはスタインベックの「二十日鼠と人間」のレニーとジョージを思わせる関係で、彼らの最後もそういう意味で悲劇ではある。

しかしスペンサーシリーズとしては、んー、でもだからどうなの? という気はする。

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