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March 2010

2010.03.29

□ゼア・ウィル・ビー・ブラッド

DVD鑑賞

見終わった時は、ちょっと唖然としたんだけど、一晩おいて思い出すと、妙にジワジワくる映画でした。
とにかく、見てる間、濃い・濃い・濃いよ〜。ダニエルDルイス。文字通り暑苦しいほどの熱演でした。
主人公のプレインビュー、濃くて怖すぎるし、やってることも狂気に近いけど、なぜか愛嬌があって憎めないのだ。

わたしははじめの30分近くほとんどセリフのないシーンが好きでした。
プレインビューの孤独と狂気に近い情熱がひしひしと伝わってくるプロローグ。

そういえば、Plainviewという姓にも意味がありそうですね。

音楽がまた、不協和音というのか? なんかイライラさせる音を使ってくれるので、妙に耳につく。(笑)

大人になった息子のHWと似非牧師って、結構顔のタイプが似ていたように思います。
プレインビューと反対に薄いの。
なので、本来はプレインビューと対比されるべき存在だけど、ダニエルDルイスの濃さにはやはり
対抗できなかったような。

それにしても、この年は「ノー・カントリー」と「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」というすごい映画が後悔されてたんですねえ。


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2010.03.26

■シャーロック・ホームズ 最後の解決 マイケル・シェイボン 新潮文庫

「ユダヤ警官同盟」のシェイボンの新作。たまたまシャーロック・ホームズの映画を見たあとだったので買ってみました。

時代は第二次世界大戦中。ホームズなんと89歳。しかし往年の観察力、推理力は衰えず、ある殺人事件を解決するのでした。
カッコいいジジイでしたわ。

ホームズものにも、ユダヤ問題を入れちゃうシェイボンさんのこだわり。
それにしても、オウムの気持ちもわかるシェイボンさんは、凄い。


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■激しく速やかな死 佐藤亜紀 文芸春秋

フランス革命にまつわるさまざまな人物のエピソード集。
サド公爵から、無名の青年、貴婦人などなど。

うーん。
私の知識不足もあるでしょうが、ちょっと高尚すぎました、
くまが主人公のは、ある意味面白かったですが。

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2010.03.25

□シャーロック・ホームズ

シンプルなタイトルですねえ。

オープニングのワーナーのロゴが石畳になっているところから、自然にヴィクトリア朝ロンドンに引き込まれました。建設中のロンドン橋とか、この時代の雰囲気は、かなり好き。

ホームズ&ワトソンが登場してからは、ちょっとうるさかったけど。(笑)

ワトソンの婚約者がとても陰険な顔立ちで、絶対この人には何かある!と大どんでん返しがを期待しましたが、それはありませんでした。

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2010.03.15

□トウキョウソナタ

DVD鑑賞

見事な起承転結構成。家族がバラバラになり、再生する物語。

再び生きるというか、香川照之が「生き返るシーン」が黒沢という感じでした。
役所広司と小泉今日子のシーンはなんとなく役所広司が「舞台調台詞」で違和感。わざと?

ラストは感動的ではあるけど、半年ほどであんなに上手になるか? 次男のピアノ。

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■アーサー帝戦記 本田透 幻狼ファンタジアノベルズ

とりあえずI・ II

昨年アーサー王を読んでいたのを知っていた同僚が貸してくれました。
キャラクターが、キャラクターがぁあ 違いすぎて、笑ってしまいます。

特にトリスタンとか、パーシヴァルとか…。

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2010.03.08

□フィクサー

レンタルDVD
レンタル屋の棚をぶらぶら行き来していて「ああ、そういえばティルダ・スウィントンが、アカデミー賞を受賞した作品だなあ」と思い出して借りてみた。

どんな話か、ほとんど知らないで見始めたら、正直初めのうちは、わけわからず眠かったですが、
途中で、ええっ!?という事件が起こり、そこからはスピーディーに進むので面白くなってきました。

主人公のジョージ・クルーニーは弁護士なんだけど、むしろ「もみ消し屋」として重宝がられてる。ギャンブル好きで、バー経営に失敗で借金まみれのダメダメ人間なんですね。

一方、彼が所属している弁護士事務所は農薬会社の薬害訴訟裁判の弁護をしている。ところがクライアントである農薬会社のデータ改ざんなどに気づいた担当弁護士は、良心の呵責から暴露しようとする。そこでジョージ・クルーニーが、弁護士を思いとどまらせるように動き始めるのだが…。

ティルダさんは農薬会社の広報重役役。保身のためにどんどん深みにハマってしまいます。 まあ、よいのですが、ティルダさんがやらなくてもよいのでは?という気もしたな。


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・立川志の輔 独演会 国立文楽劇場

3月6日 大阪国立文楽劇場に立川志の輔さんの独演会を聞きに行きました。

なんと、2列目といういいお席でした。表情も所作もすみずみまでしっかり拝見いたしました。

演目は
「三方一両損」
「紺屋高雄」

三方一両損は、大岡越前が登場。お茶目でございました。

「紺屋高雄」は、花魁高雄と染め物職人久兵衛との恋物語。これがよいんですなあ。
涙しました。

志の輔さん、テレビで見るとあんなですが、高座でみると色気があるんですね。

7月に神戸で公演があるようなので、また行きたいと思っています。


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2010.03.04

■誘魔 五條瑛 双葉社

革命シリーズ 8

ちょっとだけ、話が動いたような気がする。
速く完結してくれ〜!

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2010.03.01

■刻まれない明日 三崎亜紀 詳伝社

図書館でこれを借りてきて、読み始めたら、「歩行技師」という、またまた独自の世界の職業人を出してきて、面白そうと思っいました。しかし、これはどうも「失われた町」の続編的なものらしいと気づき、先に「失われた町」を読みました。

「失われた町」は実のところ、もうひとつだったんだけど。 あちらは町が消え、こちらは人が突然消えた。
しかし、思いは残っている。
「失われた町」と同様、全体が妙にきれいなんだなあ。 

三崎亜紀の作る世界は淡々としているので、音楽とか、踊りとかエモーショナルというか、パッションというか、そういう世界とはなんだか、そりが合わない気がするんだなあ。
だから、世界と、出てくるアイテムがちぐはぐな感じがするのかも。

途中でさりげなく出てくる「7階撤去」とか、「ヒノヤマホウオウを展示中」にはニヤリとしましたが。

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□お買い物中毒な私

レンタル 頑張って借りてます。

原作は「レベッカのお買い物日記」。結構原作が好きだったりします。
「プラダを着た悪魔」って、映画的にはとても面白くて、キャストも魅力的だったけど、実は原作は無茶苦茶つまらなかった。
というのも、プラダの主人公はファッション雑誌の編集部で働いてはいるけれど、あくまで編集長の雑用係。エディターとしての仕事って、全くしていなかった。しかも主人公は、当初、ファッションに全く興味がない。

一方レベッカは、本当に本当に洋服が好きで、全情熱をかけてファッションを愛している。映画ではそこまでわかりにくいけれど、原作では、洋服一点一点に込めた愛情が熱意が描かれていて、バカだなあと思いつつ、共感できるのね。 本当に愛すべき主人公。

まったく興味のない金融雑誌に、ファッションという「彼女の独自の視点」(笑)でコラムを書いて、人気を博す。お馬鹿な主人公ではあるけど、無能ではないのです。

まあ、全体にうまく行き過ぎではあるけど、それはもちろんお約束。楽しいよ。


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