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2010.01.22

■会社が消えた日 水木楊 日本経済新聞社

衝撃の企業SF小説! って書いてあるけど、これSFじゃないよなあ。

ある日会社に行くと、勤めていた会社がなくなっていた。 きれいさっぱり存在していない。
しかし、災厄は、それだけではなかった・・・。

いやね、これは中高年のリストラ小説だと思う。

大企業に勤める中高年のサラリーマンが、会社という後ろ盾をなくした時、何ができるのか、ってのを極端に書くための設定なのね。


会社がとても非常で、冷たい仕打ちをしたと主人公は考えるのだけど、そりゃー、全く知らない(存在が消えているという設定)人が会社に押し掛けて「私はここの部長だ」といえば、疑うのは当然。警察に突き出すことだってあるよ〜。

結局保証人のいない中高年はパチンコ店で働く、というのもなんだか。

最終的に「人間らしく」生きるために「自然」の中で暮らすといういうありふれた結論でしたね。

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