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2009.08.19

■チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷 塩野七生 新潮社

悪名高きチェーザレ・ボルジア。彼を日本で有名にしたのは、塩野さんのこの小説の力が大きいのではないかしら。なんといっても「優雅なる冷酷」というサブタイトルが秀逸ですもん。

ローマ人の物語から、ずっと遡って塩野氏の作品を読んでみましたけど、やっぱり初期の頃のは文体のせいか、ちょっと読みづらい。というか、あまり引き込まれないです。

小説と歴史書のあいだみたいな形式で、淡々と叙述される彼女独特の視点と文体。「ローマ人」は、円熟の境地(?)かなり退屈な時代さえも面白く読むことができた。
でも「ルネッサンスの女たち」や「チェーザレ」は正直あんまり…。

ヴェネツィアを描いた「海の都の物語」あたりからが私は好みでした。

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