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2008.05.03

□ファクトリー・ガール

富豪の娘が、ウォーホルのミューズとして有名になったが、麻薬に溺れ転落していく…というあまりにもありふれた、救いようのないお話。実に実に60年代っぽいですね。映画ではウォーホルとファクトリーの人々やディランが一方的に悪者として描かれ、イーディーはただの可哀想な女の子って感じ。

ヴェルヴェットつながりで、イーディーの伝記や映画「チャオ!マンハッタン」などは随分前に見てたんですが、伝記は関係者のインタビューのみで構成した「オーラルバイオグラフィー」というもので、150人近くの人の証言によって、彼女の様々な面が語られ、立体的に浮かび上がってくるのですね。こちらは非常に読み応えがあった。

イーディーをやったシエナ・ミラーはチャーミングで、なかなか似てたと思うし、ファッションなんかは見てるだけで楽しいけど、映画としては非常にツマンナイ撮り方だと思う。イーディー本人が主演した映画「チャオ!マンハッタン」は、後年のイーディーがファクトリー時代を語るというドキュメンタリーのような映画で、これとあんまり変わらないんだよ。そっくりさんを集めて、なぞっただけで、批評的な視点が全然ないというか…。
その点、伝記映画としては「アイム・ノット・ゼア」の方が、随分マシだったと思う。

ルー・リードもファクトリーガールに対して「ムカつく映画」と言っているらしい・・・・。

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