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2008.01.15

□ビヨンド the シー

アメリカの歌手・俳優 ボビー・ダーリンの伝記映画を、彼のファンだったケヴィン・スペイシーが脚本、主演、監督した映画。

名前は聞いたことはあるけど・・・と見始めたら、あの「マック・ザ・ナイフ」を歌った人なんですねー。へえ。他にも耳にしたことがある曲が何曲も。 青春映画のスター、サンドラ・ディーとの結婚など、何かと話題の人だったらしい。

はじめはケヴィン・スペイシーが歌って踊りますが、ちょっと老け過ぎ・・・と当初はもうひとつ入り込めなかったのだけど、後半、ボビーにヒットがなくなり落ち目になって来たあたりから面白くなってくる。
時代は60年代後半。ベトナム戦争が激しくなってきた頃。明るいポップスを歌っていたボビーも政治に関わりだし、かぶっていたカツラを取り去り、ヒゲを生やして反戦歌を歌う。 でも、ボビーに求められるのは「ヒット曲」。 客からも野次が飛ぶ。
そんな時、妻(サンドラ)が発した一言が、ボビーにヒントを与える。「人は見たものを聴くのよ」。
再び高級クラブで、きちんとした身なりで歌うボビー。最上のエンターテインメントで見せながら、反戦歌を歌った彼を、客席は拍手で迎えるのでした。その後、ボビー・ダーリンは持病の心臓病のため、37歳の若さで亡くなります。

ま、そんな映画なんですが、なんとなく、沢田さんに当てはめて見てしまいました。 つまり「人は見たものを聴くのよ」という言葉ですね。
確かに今の沢田研二は、生を見れば素晴らしいことは分かるのですが、いかんせん特にファンでない人々に「見に行こう」と思わせる要素が低いわけですよね。
やっぱり 「人は見たものを、聴く」わけですから、見栄えには気を遣ってほしいと、切に思った次第です。
え、映画の感想は??

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