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2007.08.31

■失われた探検家 パトリック・マグラア 河出書房新社

「奇想コレクション」シリーズのひとつ短編集です。
「信頼出来ない語り手」による物語を得意とする作家らしいです。 

その語り手のほとんどが精神的に病んでいる人なので、後味はちと悪いものが多いです。

この作家さん、読んだのは初めてでしたが、クローネンバーグの映画「スパイダー」の原作者であり、脚本も書いた方だそう。映画は「統合失調症」の男性が主人公だったんですが、確かにうーん、あの映画の原作者というのに、納得です。小説も全編に流れる重苦しい雰囲気が共通しています。

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