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2007.07.11

■アーサー王物語 IV

なんだかんだいいながら4巻までやってきました。
今回は前回とはまた趣がかわりテーマは聖杯探求の物語となります。よってものすごくキリスト教色がつよい。

聖杯は「純潔な人間にしか見えない」ことになっておりまして、ラーンスロット卿の息子であるガラハッドが中心となってきます。
アーサー王の王妃グィネヴィアひとすじのはずのラーンスロットに息子がいるのは、魔法でエレインという女性をグィネヴィア王妃と思いこまされ、一夜を共にしてしまったから。エレインはこの時ガラハッドを身ごもるわけです。ガラハッドが生まれたあと、一度だけエレインがキャメロットに来たことがあり、この時もグィネヴィアと間違えてエレインの部屋で夜を過ごしてしまう。(笑)そのことがグィネヴィアにばれて、ラーンスロットは恥ずかしさのあまり記憶喪失になり何年か放浪の旅にでてしまうというエピソードがあるのですが。(この辺とにかく笑える)

で、いつの間にガラハッドは成長して(少なくとも15〜6年は経ってるよね)立派な騎士になり、聖杯探求に出かけるのです。というかアーサー王配下の円卓の騎士たちが全員でかけるのですが、純潔な人間しか見つけられないというのがポイント。 いくら強くて、最高の騎士といわれていてもラーンスロットは王妃と不倫関係だし、人は殺しているから資格が無いそうなのです。 他の騎士などはもっと無理なのです。

ガラハッドは無事聖杯を手にするのだけど、幸せに包まれ天に上る・・・と
世俗の生はすべて「はかない」のだそうです。
なんだかなあ。

そしてラーンスロットはアーサー王の宮廷に戻るのです。

つづく・・・

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