« □バベル | Main | □キンキー・ブーツ »

2007.06.07

■小説 こちら葛飾区亀有公園前派出所 集英社

面白〜い! これ。
誰もが知っている(と思う)漫画「こち亀」と人気作家のコラボレーション!(笑) 「こち亀」連載30周年記念企画だそうです。
作家は大沢在昌、石田衣良、今野敏、柴田よしき、京極夏彦、逢坂剛、東野圭吾という顔ぶれ。人気シリーズのキャラたち、鮫島、マコト、花咲、古本屋(^^;)と両津巡査の競演は大成功です。
わたしは特に愛読者ってわけではないけど、なんとなく漫画のキャラクターは知ってる程度でもかなり面白い。
それぞれの作家が自分の物語に、うまく両津の個性を取り込んでいて、どちらのファンにも楽しめると思います。それにしても作家さんたちもみんな「こち亀」が好きなんでしょうね。

各作家の両津の描写を比較するのも面白いよー。
「岩を彫ったような顔立ちで太い眉がつながっている」(大沢)
「なにより目立つのは人間のものとは思えない肩幅と顔のでかさ」(石田)
「眉毛がつながった、濃いおっさん。全体の雰囲気がレトロである。立ち上がるときっとがに股だ」(柴田)
「濃い眉毛が数字の3を左へ90度寝かせたような格好で目の上にかぶさっている」(逢坂)


今野敏さんと逢阪剛さんは初めて読んだんですが、プラモ好きの面をクローズアップした今野敏さんの作品が面白かった。京極夏彦は、関口くん他の面々の近況がわかりますよん。


|

« □バベル | Main | □キンキー・ブーツ »