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2007.06.06

■文学刑事 サーズデイ・ネクスト 3 「誰がゴドーを殺したの」 ジャスパー・フォード  ヴィレッジブック社

待ってました〜! 文学刑事サーズデイ・ネクストの新刊登場!  このシリーズ大好きです。 
図書館で見つけて、ワクワクしながら借りてきました。

ストーリーは・・・うまく説明できないです。 ブックワールド、文字通り本の世界に入り込んだサーズデイが、あらゆる小説の登場人物と巻き起こす破天荒な物語としか。
ブックワールド内部の世界観がいちいち面白いのだ。特に「ジェネリック」という名無しさんたちの存在。名前もなく、性別すら不明の脇役「IbbとObb」がどんどん進化して「人物」らしくなっていく過程が見所のひとつ。
1作目は「ジェイン・エア」誘拐事件がおこったこれど、こちらは「嵐が丘」の登場人物が続々登場。「狂乱ロマンチック主人公賞」を77回も受賞しているヒースクリフとか、激情カウンセリングセッションで不満をぶちまけるキャシーやヒンドリーたちの章には大笑い。
3ではBOOKオペレーティングシステム「ウルトラワード」の導入をめぐる陰謀が一大事件となってくるのだけど、このウルトラワードの機能もメチャクチャ可笑しいのです。
とにかくいちいち挙げてたらキリがないほど、細部にわたって面白い。本好きさんにはたまらないはずです。

まだまだシリーズは続くようなので、楽しみ楽しみ。

ただし上下巻に分冊されて1冊2600円だよう〜! 計5200円って高すぎませんか? 図書館で借りたからいいんですけど・・・。

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