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November 2005

2005.11.29

■ヨリックの饗宴 五條瑛

感想は後ほど

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2005.11.15

■沼地のある森を抜けて 梨木香歩

始まりはぬか床なのです。でもどんどんとんでもない世界へ進んでいきます。ちょっと、ついていけませんでした。

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2005.11.11

■イッツ・オンリー・トーク 絲山秋子 新潮社

うーん、ちょっと狙いすぎではないのか? 出てくる人みんな変なんだけど。変だけどエキセントリックではないので、強烈にイヤではないのですが。
元新聞記者で躁鬱病になり、今は絵描きの女性、優子。彼女の周りには大学時代の友達で都議員のED男、彼女に片思いしている学生時代の男、自殺未遂の従兄弟、精神病仲間のヤクザ、時たま呼びだすチカン男・・・・などがうろついているのです。
それにしても優子の家に居候する従兄弟の正体が分かったときは驚いた。(笑)

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2005.11.09

キス・キス ロアルド・ダール 早川書房

黒い背表紙に白抜きで「キス・キス」。ず〜〜〜〜〜っと昔から、図書館の本棚でなんとなく気になっていたのだけれど、結局手に取ることなく時が過ぎた「異色作家短編集」シリーズ。改定されて新装発売だそうです。
まあ面白くはあるのです。才気あふれる、って感じの作品で、若いときに読んだら絶賛していたでしょう。

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2005.11.02

■万年東一 宮崎学 角川書店

宮崎学さんの著作で名前は知っていた万年東一をモデルにした小説だ。面白い、面白い。ほとんど一気読みでした。
万年東一は「愚連隊の神様」と呼ばれた傑物で、まさに弱きを助け、強気をくじくを地でいく人物。右翼も左翼も、国籍も関係なく「信念に命を懸ける人」を愛し、金もうけに奔走する奴らを徹底的に憎む。腕っぷしと度胸は並外れていて、お洒落で、女にもてて、そのくせ、お酒が飲めなくて汁粉やあんみつやチョコレートパフェが好物という可愛いところがあって(笑)男も女も魅入られてしまうのだ。
上下巻だけど、特に上巻の万年20代の日本と中国でのエピソードの数々があきれるほど豪胆で、面白い。下巻は戦後のわたし達も知ってる政商たちとの抗争が中心となってきて興味深い。でもどんどん万年自身も感じている逼塞感のようなものに覆われてきて、ちょっと息苦しさも感じるのだけど。ラストが爽やかで救われます。

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