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August 2005

2005.08.30

■ポーの話 いしいしんじ 新潮社

ううううう・・ん。苦手だ。こういうのは苦手だ。
なんちゅーか、ここに込められた寓意というのに、共感が抱けないのかも。

すんません。感受性低いです。わたくし。


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2005.08.26

■電子の星 石田衣良 文藝春秋

よくも悪くもスイスイ読める「池袋ウエスト・ゲート・パーク」シリーズ第4弾。

東口ラーメンライン/ワルツ・フォー・ベビー/黒いフードの夜/電子の星
の4作品

「電子の夜」はテーマはよいのに、とにかく、内容が気持ちが悪くて、もう、飛ばし読みしかできなかった・・・。
吐きそう。

それから相変わらずのカタカナ間違いが多くて、気になるなあ。
アルミのブランケットとかね。


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■耽溺者 グレッグ・ルッカ

ボディガード、アティカスシリーズの番外編。アティカスの恋人である私立探偵のブリジットが主人公。
彼女は少女時代、ジャンキーだった。今では立ち直り、過去を隠して生きている。
しかし更生施設で知りあった友人の窮地を救うべく、彼女は再び麻薬の世界に足を踏み入れることにした・・・・。
なんか感想になってないけど、時に白い粉の誘惑に負けそうになるブリジットが痛々しかった。

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■陰の季節 横山秀夫

地方県警の警務課、監察課、鑑識課、秘書課といったジミ〜な部署にスポットをあてた短編集。
警察が公務員であることをしみじみ感じますね。

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2005.08.18

■ナイチンゲールの屍衣 P.D.ジェイムズ ハヤカワミステリー

看護婦養成学校で実習で患者役をやった学生が死亡する。事故なのか、殺人なのか。
ダルグリッシュ警部が登場し、養成学校内のドロドロとした人間関係を暴きだす。

もう・・・凄い重厚感です。しつこいほどの情景描写と心理描写で、なかなか読み進めませんでした。
こういうのが好きな人も多いんだろうけど、疲れた・・・。私はしばらくは、この人の作品はパスです。

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2005.08.13

■フォー・ディア・ライフ 柴田よしき 講談社

元警官、私立探偵をしながら新宿で無認可保育園の園長をしている花咲慎一郎が主人公。

「黒い聖なる夜」で、韮崎の愛人として登場した女医、奈美や山内練などが登場。
柴田よしきはリコの2作目を書いた時点でこの辺り全部を構想していたのですかねえ。

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2005.08.08

■袋小路の男 絲山秋子 講談社

高校時代から片思い(?)の男、小田切とのつかず離れずの不可思議な関係を女性が一人称で語る。

なんだかねえ、若かりし日の自分のこと思い出しちゃったよ・・・・。(^_^;)
好きな男とは友達でいるのが一番です。

三部作かと思ったら、最後は全然違う話し。10年後くらいの小田切との仲をいつか書いてください。

3編目のタイトルは「アーリオ・オーリオ」
おじさんと姪っ子の友情というか。透明感があります。
おじさんとか、ちょっと年上のいとことか、って、結構若いころに影響受けたりするよね。

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2005.08.04

■聖なる黒夜 柴田よしき 角川書店

これは、凄い。ボリュームも内容も重量級の小説でした。
RICOシリーズに登場した、インテリヤクザ山内練と元刑事の麻生龍太郎のつながりの謎が解明されます。
10年以上前に起こった婦女事件暴行事件が事の発端。天才刑事と呼ばれた麻生のたった一度の間違い。そして運命を狂わされた大学院生、練。
その後、練は春日組の若頭、韮崎によって救われ闇の世界へ足を踏み入れるのだけれど、その韮崎が何者かに殺害される。そして山内と練の再会・・・。
読んでいて本当に苦しく哀しく、たまらなくつらいものがありました。山内という人間造形も非常に複雑で興味深い。RICOシリーズとの整合性もきちんと出来ていてすごい構想力だなあと感心してしまいます。

それにしても美形の男妾あがりのヤクザの練って、アッシュだわ〜。絶対すごい強烈なファンがいるだろうな。萌えキャラだわ。

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2005.08.02

■ふたたびの虹 柴田よしき

東京で京風の「おばんざい屋」を経営する女将。しかし彼女には秘められた過去があった。テレビドラマでやっていたので、読んでみました。
ドラマの相田翔子と小説の女将のイメージはちと違う感じだった。それにしてもなかなか出てくるおばんざいが美味そう。いいな、こんな店近くに欲しいよ。

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2005.08.01

■偏愛文学館 倉橋由美子

倉橋さんの作品って「大人のための残酷童話」くらいしか読んでいない。
でもこの評論は面白かった。紹介されているもので読んだことのあるものは少なくて、どれも読んでみたいと思わせるものだった。簡潔な文章で、さらりと書いてあるのにこんなに読みたくさせるというのは凄いことだと思います。

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