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2005.07.26

■空中庭園 角田光代 文藝春秋

はじめての角田作品です。ある家族を娘-父-母-祖母-父愛人(?)-息子の視点で順繰りに描いてあります。読みはじめた時、女子高生である娘マナの語りが新鮮に感じられ、これ、面白いかもと思ったのですが、最後まで読んでよかったのは姉と弟の章だけだった。
全体に饒舌すぎて、疲れてしまった。 父愛人というか、息子家庭教師のミーナの存在が多分この作品のキモなのだけど、ちょっと馴染めない。そして父。父はたまんないなあ。こいつは嫌だなあ。
ただ息子のコウ君はとっても清々しい。将来が楽しみな気がするのだった。

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