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July 2005

2005.07.26

■空中庭園 角田光代 文藝春秋

はじめての角田作品です。ある家族を娘-父-母-祖母-父愛人(?)-息子の視点で順繰りに描いてあります。読みはじめた時、女子高生である娘マナの語りが新鮮に感じられ、これ、面白いかもと思ったのですが、最後まで読んでよかったのは姉と弟の章だけだった。
全体に饒舌すぎて、疲れてしまった。 父愛人というか、息子家庭教師のミーナの存在が多分この作品のキモなのだけど、ちょっと馴染めない。そして父。父はたまんないなあ。こいつは嫌だなあ。
ただ息子のコウ君はとっても清々しい。将来が楽しみな気がするのだった。

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2005.07.25

■死神の精度 伊坂幸太郎 文藝春秋

事件や事故で死ぬ運命にある人を「死神」が調査することになっているらしい・・。そんな死神調査員が主人公の連作短編です。
ミュージックが好きで、言葉づかいに正確を期す死神、というキャラクターはとても伊坂さんらしい。
お話しもちょっとミステリ仕立てになっていて、洒落た感じです。最後まで読むとあらら、あの人は・・・の感動が味わえるかも・・・。
悪くはないけど、絶賛するほどでもないですね。

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2005.07.19

■少女たちのいた街 柴田よしき 角川書店

わたしが初めてロックコンサートに行ったのは17歳の時。ルー・リードの公演だった。
と、いうわけで、この作品の主人公ノンノと自分の姿がダブりました。懐かしさと気恥ずかしさ・・・? 

ま、こっちは田舎者ですから、普段の生活は全く違いましたけど。
しかし多分、こういう娘は「ノンノ」は読んでなかったと思うけどなあ・・・・。

全般に、なんかこれを無理矢理ミステリーにすることないのにな・・・なんて思ってしまいました。

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2005.07.14

■月神の浅き夢 柴田よしき 角川書店

RICOシリーズ最終作。警察官連続殺人事件を追うRICO。ある冤罪事件が発端であることをつき止めるが、それは彼女の大切な人々の過去とつながりがあった。そして山内と麻生の過去の関係も明らかにされていくのです。内容的には今回はいまいちな気もしましたが、彼女の体験はとってもハードでした。RICOさん、お疲れさまでございました。

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2005.07.08

□dot the i ドット・ジ・アイ

おお、そうだ。これを見たのを忘れていたよ。
お金持ちの息子に求婚されたスペイン娘は独身最後のキスという伝統「ヘン・ナイト・キス」で出会ったブラジル青年ガエル君に惹かれてしまうが・・。三角関係ラブストーリーと思いきや、二転三転し、最後は・・・です。
でも二転三転していくうちにかなりつまらなくなってくるのは一体どういうわけでしょう。
最後は、結構脱力してしまいました。そして結局見たのを忘れるほどの印象薄っぺら〜、ってことになったのですね。
ガエル・ガルシア・ベルナルって、ハンサムってことになってるけど、結構変な顔だよね。鼻がちょっとつぶれてて、笑うと歯並びが悪い。でも愛嬌があるというか、ちょっと阿呆っぽい今回の役はこれでよいのかも。      

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2005.07.07

□バットマン・ビギンズ

バットマンって別に興味なかったので、これまでのシリーズは見てません。
今回、クリストファー・ノーラン監督版ってことで興味を持ったんで、見てきました。だからキャストも主演と渡辺謙が出るってことくらいしか知らなかったのだけど・・・・。

キャスティングが最高!
クリスチャン・ベールって、気持ち悪い顔だと思ってたけど、バットマンではなかなかカッコよく見えましたです。そして、執事役のマイケル・ケイン! 素晴らしいなあ。彼が執事ということで格調高くなってます。いちち台詞も可笑しい。それからゲイリー・オールドマン。私は彼だとは最後までわからなかったよ。(^_^;) あと、ルトガー・ハウアーのご登場も嬉しい驚きでございました。

ただ、アクションシーンが寄りすぎて、何が何だかよくわからないところが多くて閉口しました。あれは意図的なの〜? それから先日の宝塚線事故を彷彿とさせるシーンがあって、ちょと衝撃でした。

ストーリー的にも「バットマン」ができるまでを丁寧に描いてあって、バットマン素人の私にもよくわわかりましたです。(笑)

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2005.07.06

■ベスト・アメリカン・ミステリ ジュークボックス・キング 早川書房

今回の編者はコナリーです。エルロイ編より内容もヴァラエティに富んでいて、読みやすいものが多かったけど・・・。
短編集は結構読むのがしんどいです。
毎回、頭をリセットしないといけないので、時間がかかるのね、設定に慣れるまでに。

エルモア・レナードの作品が一番印象に残りました。


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2005.07.05

□8人の女たち

フランスを代表する8人の女優が出演したことで話題になった作品。山の中の屋敷で館の主の殺人事件がおこる。容疑者は彼の妻、娘2人、妹、義妹、義母、メイド2人の計8人の女たちというわけで。
それぞれの過去があばかれ、嫉妬と愛憎がからんでどろどろしながらの展開なのだけど、なぜかミュージカル仕立てゆえ、どこかコミカル。
女優達の衣装が美しいです。色とシルエットでそれぞれの個性を際立たせています。
というか、そういうあたりを楽しむ映画ですね〜。
それにしてもドヌーブって、顔はいつまでもお美しいけど、体型はドスコイなのね〜。
太っているというより、骨がガッシリしてる感じですが。

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