« May 2005 | Main | July 2005 »

June 2005

2005.06.29

□愛してる愛してない

これはよく出来た、面白い映画ですわ。「アメリ」のポジに対するネガというかね。ちょっとホラーですけど・・・。壁の絵にはゾクっと来ましたわ。
これ見て思ったけど、オードレイ・トトゥって、薬師丸ひろ子に似てる。

|

2005.06.28

□レディー・キラーズ

うううう〜ん。こりゃ、トム・ハンクスをキャスティングした時点で失敗だわ。
映像・構図・色彩は相変わらず素晴らしいのだけど。

|

2005.06.25

■少女漫画の系譜 三上洋一 ぺんぎん書房

小・中・高・大時代、どっぷりと少女漫画に浸ったわたし。懐かしかったです。

|

2005.06.24

■伊丹十三の本 考える人編集部 新潮社

今週はじめに読んだのだけれど、色々考えることがあってなかなかアップできなかった。

伊丹さんの本をはじめて読んだのは高校の時。友人にすすめられたからだった。友人は歳の離れたお兄さんに貸してもらったのだという。その人は百貨店のグラフィックデザイナーで、他にも「宝島」の前身である「Wonderland」とか面白いものを色々教えてもらった。

こうやってまとめられた本を見ながら、当時のことを思い出し、しみじみと、伊丹さんの影響力ってすごいと思いました。

ちなみに映画で一番好きなのは「タンポポ」ですね。エピソードのひとつひとつに、私が思う伊丹さんらしさ満載だった。

|

2005.06.20

■アメリカンベストミステリー ハーレムノクターン 早川書房

編者はエルロイです。
だからなのか、野球とボクシングとギャングの話しが多く、ほとんど暗くて重苦しい雰囲気の作品揃いです。
ちょっと疲れた〜。

パーカーの作品は「ダブル・プレー」の元となった作品。というかある印象的なエピソードがそのままでてきます。「ミリオンダラーベイビー」の原作者の作品が結構面白かったです。

|

2005.06.14

□フリーダ

非常によかった。
フリーダ・カーロの作品って、正直言ってあまり好きではなかったけど、彼女の生き方には感銘を受けました。
「真珠の首飾りの少女」についで画家が主人公。もちろん、時代も作風も違うんだけど。画家の作品と映像の関係を比べるとちょっと面白いかも。フリーダの絵とシーンのつながりはすごく美しい。
2時間だけど、それ以上に非常に濃密な内容だと思いました。色彩の濃厚さもあるのかもしれませんが。フリーダの衣装がすべて魅力的。後に夫となるリベラに絵を見せに行くときの赤いドレスや結婚式の赤と緑のドレスも印象的。赤は血の赤でもあって、事故で大けがをし、その後も後遺症で苦しんだ彼女の生涯の象徴でもあります。
まゆ毛のつながったサルマの顔って、ちょっといしだあゆみに似ていませんか? 

|

2005.06.13

■聖母の深き淵 柴田よしき 講談社

RICO シリーズ第2弾。母となったRICOは新宿署から移動して防犯課に勤務している。知りあった性同一性障害の人物に失踪中の親友の行方を探してほしいと持ちかけられる・・・。
保母失踪、麻薬、主婦売春、幼児誘拐、殺人と事件もてんこもりなのだけど、やっぱりこのシリーズの持ち味はジェンダーと女性に対する思い込みの打破ということでしょう。今回は「母性」神話に切り込んでいます。
元刑事の私立探偵・麻生、暴力団の若頭・山内というミステリアスなキャラクターにはまる人ははまると思う。

|

2005.06.10

□ミリオンダラー・ベイビー

なんかすごい絶賛の嵐のようですね〜。
でも、ううう〜ん。わたしはもうひとつだったかなああああああ。
もちろんつまんない映画じゃないんですけど。

あの解決法は是と思いますが、しゃあないんちゃうと、思う。
でもこれは日本人の感性だろうね。
やっぱ、アイリッシュとカトリックの葛藤はもうひとつピンとこないですし。

メインのヒラリー&クリントの話しよりも、むしろ
モーガン・フリーマンとデインジャーというイカレた兄ちゃんのエピソードに光るものを感じました。

|

●Greenboy ツアー at 泉の森ホール

先日書いたアルバム「Greenboy」のツアーです。
場所は泉佐野の泉の森ホール。
大阪フェスでもあったのですが、都合が悪くて行けなかったもので。
いや。遠いのなんのって・・・。 南海の駅からもJRの駅からも歩くと20分以上かかるのです。
一応バスもあるのだけど、バスに乗り遅れたので、無謀にも歩いてみました。
大失敗でしたね。(笑)靴ずれしてしまった。

新アルバムもそれほど好きではなかったのだけど
それでも行きたいなあと思ったのはキーボードが入ったことと、
「きわどい季節」をやってくれると知ったからです。
(知ってる人はあんまりいないと思いますが、バラードで、沢田さんの声がそれは伸びやかで
うっとり。大好きな曲なので、ぜひとも生で聴きたかった)
正直ローテンション、しかも靴ずれ。そのためご登場時、いつものように会場総立ち!
だけど、私は座ってみてたくらい。
席は左端で10列目くらいなんだけど、扇型なので前はひとりしかいない。だから結構見やすいのです。
ついでに言うと、このホールなかなか音もよいです。
だから声だけ聴きながら、お客さんの頭の間にちらちら見える沢田さんを鑑賞していたのですが、やっぱり「ジュリー・マジック」です。「ウインクでさよなら」がかかると、もう、我慢できな〜い。ってことでその後は立ち上がって一緒に踊ってました。(手を上げて手拍子してたから本日は首が痛い)

で、聴きたかった「きわどい季節」は本当によかった。声は絶好調で素晴らしかった。
今回は結構、ヒット曲をやってくれます。「勝手にしやがれ」「ダーリン」「おまえにチェックイン」など、テレビに出まくってた頃のヒット曲。
アルバム的に特徴はないと思ったけどコンサートの構成としては、その特徴のなさがすんなりと昔の曲と馴染んでたって感じでした。

衣装は夏なんだけど、青いフェイクファーをお召しになっていました。
なんだかね、意外なことに似合うのですよ。いえ、クマちゃんにように見えたというのではなく、
ホントに似合って、かっこいい。
昔は素肌に毛皮なんて格好をして、日本一毛皮がサマになる男だったと思います。
今でも似合うのですね。ちょっと感動。

あと、客席で気づいた人
隣の席に、70歳くらいのご婦人が二人いらっしゃっていて、総立ちだから見えないし、立ったり座ったりされてました。ちょっと気の毒かなあ。シルバーシートって必要かもって思ったり。
中年のスーツ姿の男性。細身で背の高い男性で、そのご婦人の前の席だったんだけど、ず〜と立ちっぱなしで、しかも双眼鏡を目にあてたまま。ほんとにずーっとなの。手拍子も拍手もせず、ただひたすら眺めてるんだよ。

結局行くと、あ〜楽しかったで終わるんだなあ。
秋には神戸コンサートもあるので、やっぱり、行っちゃう。

|

2005.06.08

■ベルカ、吠えないのか? 古川日出男 文藝春秋

おお!!やりましたね。古川さん。凄くいいです。
昨年末から古川作品を読み出したけれど、私はこの作品が一番好きかもしれない。

太平洋戦争時にアリューシャン列島に置き去りにされた4頭の軍用犬を始祖とする犬たちの歴史であり、20世紀の戦争の歴史である。朝鮮戦争、冷戦、ベトナム戦争、アフガン紛争、ロシアンマフィア、ヤクザ、麻薬王。戦いと人の中で翻弄される犬たち。でも犬の本能は目指す。「生きる!」。それは生むこと、生ませることなのだ。
後半の麻薬王とのエピソードはちょっと泣かせまする。(笑)
それにしてもティモ・レオンにせよ、ベルカにせよ、犬の作りだす物語は面白いものが多いわね。
いや、実生活では猫の方が好きだけど。

|

2005.06.07

□真珠の首飾りの少女

あー、きれいだわね。色彩も光も構図もフェルメールの絵そのもの。
スカーレット・ヨハンセン、色が白い。白すぎる〜。
当時の生活が実に丁寧に再現されていて、非常に興味深いですね。洗濯や炊事の大変さとか。
それからなんといっても絵の具の調合ですね。ひとつひとつ顔料を使って作っていたのですね。
などと、ひたすら風俗描写に感心していました。

|

2005.06.06

■夢にも思わない 宮部みゆき 角川書店

ううーん、主人公たちが中学生1年生というのが、ちょっと違和感がある〜。せめて中3か、高校1年生くらいじゃないのか? それとも今どきはこんなものなの? 事件も解決過程も、大立ち回りも含めてその違和感から全く抜け出せないまま終わってしまったよ。それから主人公の僕が好きなクドウさん。何か最終的にひどい描かれようではないのか? あーた。「僕」も好きならもうちょっと彼女の身にもなってみたら? 自分は純粋、彼女は嘘つきみたいなのはいただけまへん。

|

2005.06.05

●Greenboy 沢田研二

沢田さんの新アルバムです。発売日に買いそびれ、ネットで注文したものの、1週間放りっぱなしで、やっと聴きました。なんかねーー、タイトルに魅力がないのですよ。どの曲も。
・greenboy
・atom power
・Snow Blind
・永遠系
・笑う動物
・ふたりの橋
・Go-READY-GO
・リアリズム
・MENOPAUSE
・君の笑顔が最高
う〜ん。って感じでしょ。聴いてみたい!と思わせるタイトルではないですわなあ。
パッケージは恒例の変形タイプ。6Pチーズとそっくりの紙箱入りですの。

とはいえ一度は聴いてみなきゃってことで、プレーヤーにかけてみました。
1回目の印象はやっぱり新鮮味がないってことですかね〜。
1曲目のGreenboyはわたしの好きな吉田光さん、作曲なのだけど。結構平凡。
他にも特に印象に残るのがないのです。
何度も聴けばそれなりにお気に入り曲が出てくるのかしら。
昨年のCroque madame&Hotcakesが素晴らしかったので、ちょっとトーンダウン。

何にせよ、6月10日に泉佐野までコンサートに行く予定なので、もう少し聴き込んでおかなくては。

|

2005.06.03

■RIKO〜女神の永遠〜 柴田よしき 角川書店

柴田よしきさんのデビュー作なんですね。最近の「ワーキング・ガール・ウォーズ」とか「淑女の休日」というのは読んだことがあったので、このハードな感じのデビュー作は意外だった。
作品リストなどを見ているとかなり多作で、色々なタイプを書き分けていらっしゃるようで、多才な人という気がします。とはいえ、読んだ作品はどれも女性の心理にリアリティがあって共感できるところが多いにありました。
このデビュー作は横溝正史賞を受賞した作品で女刑事、緑子(リコ)の物語。彼女のキャラクターが斬新で、彼女のおかげで柴田さんご本人も書いていらっしゃる通り、警察小説であり、恋愛小説であり、女性小説でもあり、性愛小説にもなっています。
シリーズになっているようなので続けて読んでみたいと思いました。

|

2005.06.02

□クローサー

久々に映画を見ました。
あ、監督、マイク・ニコルズだったんだ。タイトルロールで確認して思わず納得。ジュード・ロウ、ジュリア・ロバーツ、ナタリー・ポートマン、クライブ・オーウェンという4人の名前とナタリー、クライブがオスカー候補になったことくらいしか情報を仕入れてなくて、監督まで思いを馳せていませんでしたが・・。
マイク・ニコルズだったと知って「そうか『愛の狩人』なのね」と腑に落ちたというか。

「愛の狩人」もジャック・ニコルソン、アート・ガーファンクル、キャンデイス・バーゲン、アン・マーグレットというビッグネームの男女4人の共演した恋愛というか性愛映画だったのですよ。
もう30年以上前の映画で、わたしも中学生くらいの時に見たので、よくは覚えていないのですが。大学時代からの親友である、女性にセックスだけを求める男(ニコルソン)と家庭生活を大事にする男(ガーファンクル)達が中年になるまでのそれぞれの愛の遍歴。といってもこの4人の間で起こることなので「クローサー」と基本的なシチュエーションはそっくりなんだ。ジュリア・ロバーツはキャンディス・バーゲンだったのね。

台詞はとても考えられてはいると思うけど、なんでみんなそんなにペラペラしゃべっちゃうんだろうね。馬鹿じゃないの〜? 
ジュードとクライブのチャットシーンはかなり笑えました。
ナタリー・ポートマンはやっぱり、もうけ役です。(180度開脚〜!)

|

2005.06.01

■モードの方程式 中野香織 新潮社

ファッションを切り口に非常に知的で洒落たコラム。日経に連載されていたそうで、男性ファッションについてのテーマが多いのですが雑学としても面白く読めます。

|

« May 2005 | Main | July 2005 »