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2005.02.25

■アラビアの夜の種族 古川日出男 角川書店

ああ、ようやっと読み終えた。結構つらい長い道のりでした。
物語が二重にも三重にも四重にもなっているので、途中でフと途切れるとまた集中するのが大変だったりして。
エジプトに侵攻するナポレオン。これを阻止せんがため、ある高官は「読み始めたらやめられない、毒のような本」をナポレオンに与えて骨抜きにしようと計画。この計画は高官の奴隷であるアイユーブが考え出したもので、彼はこの本を作るため語り部を捜し出す。そして彼女によって毎晩語られる物語こそ、誰もが夢中になる一大ファンタジーなのです。悪の化身のような魔術師アーダムと蛇の化身ジンニーア、魔術師ファラーと、剣士サフィアーン。面白かったですけど、やっぱり疲れた。わたしって、実はあんまりファンタジー好きではないのかも・・・。ただサフィアーンって、腰の低い榎木津礼二郎みたいで、可笑しい。彼が出てくるとこが一番好きかも。

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