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2004.12.16

■コンスエラ ダン・ローズ アンドリュープレス

昨年一番衝撃を受けた小説「ティモ・レオン」。これはそのダン・ローズのデビュー作で短編集です。純粋な愛の物語が7編。もっちろん「ティモ・レオン」の作者です。普通じゃありません。ストーカー愛です。狂気の愛です。または究極の愛なのかも。愛は惜しみなく与えるです。「愛は痛い」です。はあ・・・・。
特によかったのが「ヴィオロン・チェロ」。愛する女性との究極の一体化を望んだ青年の物語。官能的で、残酷。しかし淡々とした語り口がどこかユーモラスな雰囲気を与えております。タイトル作「コンスエラ」の展開にはちょっと笑えます。でも感動作ですよお。
年末にまたすごいもん読んじゃったよお。ダン・ローズには脱帽です。好きな作家の殿堂入りです。

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