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2004.05.25

□ロング・グッドバイ

神戸の西灘劇場が閉館するので「さよなら上映会」に行ってきた。とはいえ、別に常連だったわけではないのだが・・。「レイジング・ブル」「キッズ・リターン」の3本興業なのだけど見たのはこれのみ。
フィリップ・マーロウといえば、ロバート・ミッチャムとか、ハンフリー・ボガードのトレンチコートにソフト帽というスタイルを思い浮かべてしまうのだけど、エリオット・グールドのマーロウは、全く違う。70年代という時代を体現した新しいマーロウ像を作ったってとこなのでしょうか。監督はアルトマンでした。当時は絶対、賛否両論だったでしょう。でもそれすらすでに30年前。今見ると、やはりなんか懐かしさ満載だったりするのでした。

ちょっと、けだるいムード、暗っぽい画面、荒れた画質。やたら煙草を吸うマーロウ。猫ちゃん。カレー印のキャットフード。事務所の隣にいるヌーディストでヨガにはまってるオネエさんたち。などなど。
(一緒に行った人は「探偵物語」はコレをパクってるんだなあ、とおっしゃってました)

ギャングにら致されて突然「服を脱げ」といわれて、ギャングまで脱ぎだしちゃうというわけのわからんシーンで、やたら体のいい兄ちゃんがいると思ったら、若き日のシュワルツネガー登場。

主演はエリオット・グールドで「おお、懐かしい〜」。この人は「M★A★S★H」で、70年代アメリカ映画のある種のヒーローだったんだけど、サザーランドと較べると現在の活躍度はいまいち?。調べたら2年ほど前の「オーシャンズ11」にご出演だったのね。ちょっと、いやかなり貫録ついたお姿でした。

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