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2004.03.22

■地球に落ちてきた男 ウォルター・テヴィス 扶桑社

その昔映画は見たんだけど、印象に残っているのはラストの中折れ帽をかぶって酒(ジン)浸りになってるニュートン氏=ボウイの姿のみ。なるほど〜、こういうお話しだったのね。実はニュートン氏が「落ちてきた」理由をよく覚えていなかった。
とはいえ、SFではなく「孤独」で「疎外された」人物の物語として読むと、ニュートン氏だけでなく、家政婦も教授も同じく孤独な人なのだ。家政婦と教授は最期は一緒になるけれど、ニュートンはやはり孤独なまま・・・。やるせない。
映画は正直言ってあんまりよい出来ではなかったような気がするなあ。まあ、ボウイが出演した映画としては一番ハマリ役であったと思うけど。静謐な印象があるSFというか、数年前に「ガタカ」という映画があったけど、本を読んだ感じはこっちに近いかも。

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