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2004.03.01

●CROQUEMADAME & HOTCAKES

というのは沢田研二の新アルバムのタイトルですね。
クロックマダムというのは食パンの上に目玉焼きがのってる食べ物です。(クロックムッシュはチーズがのってる)このジャケットというか、CDケースはタイトルそのまんま、本物そっくりの食パンとホットケーキ(シングル)です。ぷにぷにしています。喫茶店で取りだしたら「お客様、お持ち込みはおやめください」とか言われそうです。しかしアルバムの内容とは全く関係ありません。(爆)

シングルタイトルは「オーガニック・オーガスム」といいます。
発売前、タイトルだけ発表になったとき、ファンの間で、エロ!?それともエコ!?と期待と不安が高まったものでしたが、おお、なんとしっかりエロっておりました。これからは「地球に優しいエロ」でまいりましょうということ? 
カップリングの「届かない花々」というのもなかなかよろしいんです。曲調はちょい、ジョン・レノンのソロを思い浮かべたりします。70年代のロックっぽいです。

以下アルバム全曲感想

●オーガニック・オーガスム
●whisper
この出だしは洋楽の何かに似ている・・けど思い出せない。
「寄せっ・て・よぉ〜」の辺りがたまりません。
●カリスマ
「6番目の憂鬱」のあたりを思いだすな。土屋昌巳作曲
●届かない花々
のイントロは一瞬「來タルベキ素敵」を思いだすでもこの曲はいいなあ。上久保さんヤッタネ〜。
●しあわせの悲しみ
「しびれ・くびれ・デンジャラスー」のところがなんといっても印象的
●G
この曲だけどうも鼻声のような気がする。「G」って重力のことなんだね。なるほど。
●夢の日常
ひゃっほ〜。やっぱり吉田光の曲は好きだなあ。(全曲、吉田光でもよいと思ってしまう)過剰なほど上がったり下がったりするメロディ。「風の日はつ〜らいな〜」のところや「笑いあえる夢の日常、笑いあえない非情〜」こういう技巧たっぷりの曲を歌いこなせるのはさすがだなあ。
しかし、歌詞がすごいので、一体何があったのかと勘ぐりたくなります。ギターも泣いてるって感じです。
●感情ドライブ
アルバム「バッドチューニング」の「マダムX」「アンドロメダ」「世紀末ブルース」のあたりの疾走感、ドライブ感、切迫感を思いだす。すごいです。
●彼方の空へ
そうそう。イントロが「バッドチューニング」なんですね。すごい軽快で元気ソングのように聞こえるけど、実は亡くなった人を思う歌。
●PinpointでLOVE
タイトルからは勢いのよいアップテンポの曲を想像していたけど、バラードなのであった。いきなり「はらり〜」ときちゃう。このくらいのテンポの曲はジュリーの声の美しさをあまりにも心地よくてとろけそうになります。終わり方が「來タルベキ素敵」に似てるかも。

結構初めて聴いた時は、何かに似てるとか、色々ごちゃごちゃ思ったのだけど、しかし、アルバムとしてのまとまりがすごくよくて、全体として「來タルベキ素敵」以来のベストアルバムだと思う。
まとまりがいいと書いたけど、これはこじんまりしているということではなく、構成がよく、バランスがよいということ。今回作曲陣がバラエティに富んでいるということもポイントかと思ったり。いつものジュリー、白井良明、+だれかの3人だと、どうしても平板な印象になりがちだったけど、今回は他に土屋昌巳、吉田光、上久保純、浜圭介、八島順一の7名の曲が揃っている。曲が多様なためカッコイイジュリー、エロティクなジュリー、ロックなジュリー、切ないジュリーなど、など、待ち望んでいたジュリーがぎっしり詰まっている感じがあるのだろう。
私は沢田さんの「U」音、特に「RU」音が好きなんだけど、最近のアルバムではこの魅力がもうひとつだった。でも今回はしっかり感じられし、
それと「i」音も素敵ということに気がついたけど、このアルバムはそれも堪能できるのです。

たくさんの人に聴いてもらいたいなあと切に思います。
しかし、パッケージがネックだわな。やっぱり。フツーのCDケース入りの普及盤を出す気はないだろうか???

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