« 2003年映画のまとめ | Main | 爛漫甲申演唱会 »

2004.01.09

陰摩羅鬼の瑕 京極夏彦

2004年の初読みは京極でした。(>ザンスさん、ありがとう)

久々の京極堂シリーズで、前作「塗仏」のことはまーったく何も覚えていないのですが、関口君がやや復活した模様です。
長野県の「鳥の館」と称される元伯爵家が舞台。当主の元に嫁入りした女性が新婚初夜の朝何者かに殺害されるという事件が過去に4度もあった。そして5度目の結婚式が行われようとしている。そのため榎木津が探偵として招聘され、関口と共に現れる。

鳥のはく製って、不気味ですよね。
小さい頃、祖父の家に雉のはく製があって、すごく気味悪かった覚えがあります。こんなものが何百もあったら、変になっちゃいます。

関口、伯爵、木庭(元刑事)の一人称が入れ替わり、同じ事象がそれぞれの口から語られる構成になっていて、まだるっこしいところもあるけど、それはそれで面白かった。
榎さんに対する周囲の曲解ぶりが笑える。
それから木場と木庭の会話が、感じよかったです。

関口の書いたとされている小説中小説「髑弔」が、なかなかよいですね。
と、何となくパラパラな感想なんだけど、楽しめました。

それから白樺湖って、人造湖だったんですね。知らんかった。

|

« 2003年映画のまとめ | Main | 爛漫甲申演唱会 »