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2003.08.19

妖櫻忌 篠田節子 角川書店

有名な女流作家、大原鳳月が焼死した。秘書の律子に回想録を書くように依頼した編集者は、
回を追うにしたがって、その文章も、内容も、死んだ鳳月にそっくりになっていくのを不審に思い、
律子を問いただすが・・。

死んだ女流作家の実像を暴くという感じは「第4の神話」にも、未完の小説を追い求める編集者という
話しはは「聖域」にも似ているか・・。
なんだかこういうのが篠田さんは好きみたいなのね。
鳳月の作中作品もこれはこれでよくできていると思うのだけど、こういう作品を書こうとは
思わないのでしょうか?
やっぱりホラーとかミステリーの枠組みの中で書く方がラクなんでしょうか。

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