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April 2002

2002.04.30

世界の終わり、あるいは始まり 歌野晶午

ケント・ハリントンは読み終わった。
乾いた文体が最初は馴染めなかったが、後半は怒濤の展開でこの文体でなければならなかったのね、という気にさせる。
映画でいうとサム・ペキンパーとか、そんな感じね。

どんどん破滅しながらも、運命の女を守り続けるロマンチストな男の物語であった。


さて、今読んでるのはミステリ大賞かなんかを取った作品。
もし我が子が連続殺人犯人だったら・・・。
という始まりです。 今のとこ面白い。

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2002.04.26

死者の日 ケント・ハリントン 扶桑社

読書中。結局「三島本」は途中で放置。

メキシコが舞台の「ノワール小説」とある。

ちょっとパサパサした風合いの小説で、まだなんとなく馴染めないのだが。

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2002.04.24

三島由紀夫とはなにものだったのか 橋本治 新潮社

三島由紀夫が死んだとき、私は中学校1年生だったらしい。
多分、文学少女ならこれから三島を読む、という時期だったのではないかしら。でも、この事件があったため、当時の文学少女は三島を読むのをやめた。「だって、右翼だもん」という理由で。

以来、三島由紀夫の本は一冊も読んでいない。

橋本治の本だからというので手に取ってみたのだが、そういう人間がこの本を読むというのはつらい。(笑)

ま、読み通せないかもしれないな。 



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2002.04.23

暗殺者 グレッグ・ルッカ 講談社文庫

読了

3作の中で一番面白かったかな。
しり上がりで面白くなっていくということは、これからも期待できるということでしょう。

でも、まあ、女がからみすぎじゃないのか?

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2002.04.19

暗殺者 グレッグ・ルッカ 講談社文庫

まだ読んでます。

今回はプロの殺し屋と向かい合うアティカス。

そーか。アティカスというのは「アラバマ物語」のお父さんの名前だったのか。忘れていた。すごく好きな小説で、この間古本屋で見つけて買ってしまった。
映画ではグレゴリー・ペックがやったんだ。正義感あふれるでも、とても穏やかな弁護士。


アティカスにもそういうところが投影されているのだろうか?

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2002.04.17

奪回者 グレッグ・ルッカ 講談社文庫

読了

ふーん。しかし、子供の親権でここまでやるか?という疑問があるが・・(笑)

昨日、4角関係と書いたけど、アティカスを取り巻くのは4人の女でありました。って、ことは5角関係? もてますねえ。

アティカスのルックスって不思議だ。ピアス&眼鏡。
LAコンフィデンシャル&メメントのガイ・ピアースみたいな感じかな。
眼鏡が時々ずれるってのがおかしい。

ところで、アティカスは「失敗」ばかりやっている。こんなんで仕事がくるのか?仕事になっているのか?と思っていたら、ま、シリーズ3作目の物語の中でも指摘されている(笑)
大丈夫なのか~。

とはいえ、導入部分がうまいので、結構引き込まれてしまう。現在3作目「暗殺者」読書中。

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2002.04.16

奪回者 グレッグ・ルッカ 講談社文庫

読書中

ルッカ アティカスシリーズ第2作目

いいよ。第一作よりもっといい。
いきなりSMクラブ。アティカスの前に現れる15歳の美少女。彼女が急に襲われる。彼女を助けるアティカス。少女を守るように、父から依頼されるが、なぜ、彼女は襲われたのか謎のまま。

SASとかが出てきてかなり荒っぽいんです。
ボディガードって、大変なのね。

アティカスの過去と現在の女達という四画関係もあって、
なかなか楽しませてもらってます。

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2002.04.15

ビーチと肉体 海野弘 グリーンアロー出版

読了

面白かった。

特にビーチと音楽編のビーチボーイズに関して。
ビーチボーイズは結構好きだけど、アルバムを持ってるほどでもない。聴いてて気持ちのよい音楽であることは確か。

しかし、ビーチボーイズとマンソン事件が関係あるなんて知らなかったなあ。ビートルズにインド音楽を紹介したのも彼らだった、とか。
いやあ。下世話趣味だけど、こういう裏話は面白い。

NY好きで、西海岸ミュージックは基本的に軟弱な感じなんだけど、ノスタルジーに浸れますね。

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2002.04.12

カリフォルニアオデッセイ 5 ビーチと肉体 海野弘 グリーンアロー出版

読み始めたばかり。
カリフォルニアといえば、海。ビーチ。
アメリカ西海岸文化を肉体を通して考察する。って感じか?


海野弘さんという人は何でも評論家さん、という感じだろうか。10年以上も前に資生堂PR誌「花椿」に「旅をする女たち」という古
今東西の有名女性をとりあげたエッセイとも評伝ともいえない不思議な連載があった。私はこれのファンで、海野氏に注目していたのだった。

都市論・美術論などが主なフィールドのようで、今回の都市は「カリフォルニア」。シリーズになっているようなのだが、図書館には全巻ないようだ。残念
1LAハードボイルド
2ハリウッド幻影工場
3めまいの街
4癒しとカルトの大地
5ビーチと肉体(本書)
6ハイウェイの誘惑

1~3あたりなどぜひ読んでみたいのだけど。

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2002.04.11

守護者 キーパー グレッグ・ルッカ 講談社文庫

読了

ここしばらくの海外ものの中では一番面白かったかな。
読み初めにも書いたようにパーカーの「レイチェル・ウォレス」をちょっと思い出した。

主人公も今どき風でいいし、相棒役になりそうなブリジットもとても魅力的。今後の展開が楽しみということで。

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2002.04.09

守護者 キーパー グレッグ・ルッカ 講談社文庫

読書中

ボディーガードのアティカス君が主人公。
久々にハードボイルドな小説を読んでいる私。

ちょっと、スペンサーの「レイチェル・ウォレス」を思い起こす展開か? 
宗教狂信家たちって本当に恐ろしい。

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2002.04.08

ありがとう 川上弘美

しまった。出版社名をひかえるのを忘れた。

短編集。川上流に恋愛の、ある過程を切り取った物語り。

うんうん。わかる。という感じです。

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2002.04.04

天切り松闇がたり 初湯千両 浅田次郎 集英社

読了

全六話。
緩急自在の流れを作ってお見事。中盤の百面相のお話しは楽しい。最後はおお約束通り、涙、涙の人情、仁義話。

いやー。やっぱり泣かせていただきました。

「したっけ」九州のばってんみたいなものかな。この接続語の調子よさが好きだ。

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2002.04.02

天切り松闇がたり 初湯千両 浅田次郎 集英社

浅田次郎なのである。泣かせの名人なのである。
3~4年前は大ファンだったのだが、この「泣かせ」がちょっと鼻についてきて、わざとらしさが感じられてきたので、しばらく休んでいた。
しかし「天切り松」である。この第一巻を読んだときの感嘆いかばかりか。「闇がたり」と題した松の語りの名調子。そして語られる大正義賊の格好よさ、粋さ。 元々語り口が上手いし、各地の方言使いが見事な人なのだけど、浅田次郎の白眉と言えるのが江戸弁。気っ風のよさ。いいねえ。やっぱり。

というわけで、三夜目まで読了。

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2002.04.01

西の魔女が死んだ 梨木香歩 新潮文庫

ケチャムは読了。いやー。
すごかった。凄まじかった。テーマは「蝿の王」だって解説に書いてあったが。人間は究極の状態になった場合、どこまで動物になれるかという話です。


そして打って変わって「心を洗われるような」梨木さんの小説。
登校拒否になった中学生まいちゃんは、イギリス人のおばあちゃんが一人で暮らす田舎ですごすことになった。実はおばあちゃんは「魔女」で、まいは魔女修業をすることになる。というまいちゃんの成長物語。
ちょっと、きれいきれい過ぎるような気もしますが。
私も成長したいです。

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