2019.09.09

□ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

せめて ワンサポナタイム くらいまで縮めたい。

 

久々のタランティーノでしたけど、いやいや〜 面白かった。

シャロン・テート事件がとりあげられると聞いてどう扱うのか興味があったのだけど

タランティーノ、いい人。泣きそうでした。

 

50年代にテレビスターだったディカプリオとそのスタントマンのブラッド・ピットのお話。

舞台の1969年にはかなり落ちぶれて、回ってくるのは悪役ばかり。マカロニウエスタンの出演を打診され落ち込むディカプリオ。

一応ハリウッドの豪邸に住むディカプリオの隣家に、今をときめくスター監督ポランスキーと新婚の若き妻で新進女優のシャロン・テートが

引っ越してくる。

とにかく50年代、60年代のアメリカンテレビドラマ、映画の再現度が高すぎて笑える。

完璧。

車で街を走る時に見える「ジョアンナ」、「可愛い毒草」なんかの看板や懐かしのドライブインシアター!

もう細かいこだわりが好きすぎです。

 

そして時代感を表す音楽の使い方もやっぱり私世代には響きます。

サイモン&ガーファンクル、パープルのハッシュ、バニラファッジのユーキープミーハンギングオン。サークルゲームまでかかっちゃったもんね!!

 

DVDで何回も見たいようと思わせる映画だった。久々だな。

 

 

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2019.07.08

▫️Girl/ガール

ララという男の体で生まれたトランスジェンダーの子が苦悩や葛藤を乗り越えてバレリーナを目指す物語。

ということでとても楽しみに観に行ったのだが。

期待はずれだったなあ。

 

彼女の練習風景、医者とのやりとり、家族との会話などをなんか淡々と並べているだけで退屈。

彼女は家族やバレエ学校からも理解を得ているし、将来は性転換の手術まで考慮し、きちんと医者からホルモン療法を受けている。

ある意味すごく恵まれた状況。

それでも思うように体が変化せず、バレエのレッスンもうまくいかない。クラスの友人たちからの中傷もあり、傷ついていく。

そして苛立ちがつのりラストは衝動的に・・・。

 

なんだか期待していたのは、もっと懸命に頑張ってレッスンをする姿。ちゃんとバレエダンサーが演じているにも拘らず
顔ばかり映しているのが解せない。

だから彼女の「バレエが好き」「どうしてもバレリーナになりたい」という思いが、身体を通じての踊る喜びみたいなものが伝わってこないの。

トウシューズレッスン後の血まみれの足とかそういうの出されても、単に苦痛だけしか感じられずララが踊ることが好きなように見えなかったので、なんだか共感できなかった。

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2019.06.24

◾️エスカルゴ兄弟 津原泰水 角川書店

えーと、津原泰水の本ということで読んでみたけど、「11」や「バレエメカニック」とのあまりの違いになんと言ったらよいのかわからない。

面白いんだか面白くないんだか・・・。

もともと設定に無理があるのか、なんでエスカルゴなのか。

讃岐うどんと伊勢うどん対決というのは面白いので、そっちに絞った方がよかったんじゃないですか。

エスカルゴいらんやんって思ったり。

いや、エスカルゴはおいしそうでした。料理ちょっと食べてみたくなったけどさ。

 

 

 

 

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2019.06.05

□氷上の王、ジョン・カリー

上映時間が8:50〜、14:00、21:00

ということで早朝の部に行った。私と友人とあと一人の3人だけ。

 

 

それにしてもジョン・カリーのスケートは美しいな。

スタイルも全て完璧だ。

少しだけバレエのレッスンをしているシーンが映って、その5番の足の入り方に驚愕したわ。

なんて綺麗に5番を決めているんだ!!!

昨年ちょっとYouTubeでチェックしたけれど、今回の映像でさらに素晴らしさを実感。

このままでロイヤルバレエ団のプリンシパルで活躍できたんではないかと思うけど、バレエの美しいポーズを取りながら

筋肉を動かさずそのまま移動することができるのがスケートの素晴らしいところだとナレーションが入ったのを聞いて

確かにそうかもしれない。

 

とにかく「牧神の午後」は素晴らしすぎるぞ。 

YouTubeでアイスショーの動画を見ていても、エンターテインメント性にあふれてて、こういうショーなら見たいなあと

思わせる。

最近のフィギュアは、とにかくせわしないんで、美しいスケーティングを見たいんだよ〜!としみじみ思う。

 

↓これはちょっとメモ とてもよい言葉だったので。

「あなたの功績は」との質問にカリーはこう答えた。

「現実的なことだけじゃ人生はつまらない、人間は何かを見て喜んだり悲しんだり心を動かされる。僕は自分のスケートで人の心を動かせたことを嬉しく思う」 

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2019.05.30

◾️11 eleven 津原泰水 河出書房新社

例の騒動のおかげで知った津原泰水という作家。

とりあえず短編集から読んでみた。 

面白いじゃないですか!!!

 

 

11 というタイトルどおり11作品、すべてすごい。

どの作品も一行目から引き込まれますわ。

特に最初の「五色の舟」は素晴らしいね。

この作家さんを知らなかったことを後悔。

とりあえず読める作品は読んでみようと思った。

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2019.05.26

▫️SUKITA

ボウイやマーク・ボランなどのポートレートで有名な写真家 鋤田正義さんのドキュメンタリー。

日本映画チャンネルでやっていたので見ました。

 

撮影当時78歳という鋤田さんは、海外の街角でカメラを持ってニコニコ撮影している風情は

絶対、有名写真家に見えない。ただの海外旅行しているおじいちゃんって感じ。

 

鋤田さんが最初に撮影したという、祭りの夜に笠をかぶったお母さんの写真というのが、素晴らしくて驚いた。

鋤田さんの実家は小間物とか化粧品とかを扱う店で、小さい頃はよく店番をしていたそうです。

店番をしながら、商店街や通りゆく人をずっと眺めていたという。観察眼の深さはその頃に養われたのでしょうか。

 

パンタが登場したのがちょっと嬉しかった! キヨシローの写真もすごくよかったな。

細野晴臣の「刀を持たない侍」という評が印象的。カメラを持たないカメラマン。鋤田さんが撮影していることを意識したことがない。

緊張感を感じない、稀有な人と言っていた。緊張させないその人柄が多くのミュージシャンに愛される所以なのだろう。

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2019.03.20

■国宝 吉田修一 朝日新聞出版

力作でありました。
ヤクザの組長の息子 喜久雄は抗争で父が亡くなったあと歌舞伎役者に引き取られ、女形としての才能を開花させる。兄弟同様に育った歌舞伎役者の息子との愛情と確執。栄光と挫折。スキャンダルを乗り越え、芸の道一筋に進む喜久雄の生涯を描く。
テンポよく講談風の語りで書かれているので、どんどん読み進む。2日で読了した。
面白い、興味深いのだけど、なんだか感動できなかったのは何でだろう。
出来過ぎ感かなあ。
女形の万菊という名役者が、晩年ドヤ街で亡くなるというエピソードが心に残った。

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2019.03.07

◾️波の上のキネマ 増山実 集英社

いやー。よい話であった。
全く知らない作家さんだったけど、同年齢の大阪生まれ。映画がテーマということで読んでみた。
尼崎市立花にある映画館の館主が主人公。時代の流れで、祖父の代からの映画館を廃館する決心をする。
そこへ現れた台湾人が語りだしたのは、祖父の若き日の物語だった。
尼崎は長年住んで塚口サンサン劇場に通っていただけに懐かしかった〜。 (サンサン劇場は小説内ではルナ劇場になってる。 今も営業中。私も数年前に十数年ぶりに劇場があるのを知って感激した)
前半は昨今の映画館事情、そして後半はびっくりの西表島の炭鉱物語へと展開するのだけど、映画のタイトルとうまくからめてなかなかの感動作であった。

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2019.03.04

□猫とじいちゃん

志の輔さんと猫!!! 私のための映画ですか?

予想通りの内容で、予想以上での予想以下でもありませんでした。

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2019.02.11

◾️グッバイ・クリストファー・ロビン アン・スウェイト 国書館

えーっと 映画の原作本みたいな紹介のされかたですが、評論というか研究書みたいな感じです。
内容的には、ミルンの自伝やクリストファー・ロビンの自伝を読んでいたので、特筆することはないですねえ。

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